「パワフルなステンレスだ」イタリア風の大絶賛!吉田麻也、昨季王者からサンプドリア今季初ゴール
インテル戦、サンプドリアの吉田麻也が決めた! (Photo by Getty Images)
オウンゴールか?「いえ、麻也のものです。間違いなく100パーセント」
[セリエA 3節] サンプドリア 2-2 インテル/2021年9月12日12:30(日本時間19:30)/スタディオ・ルイジ・フェッラーリス
イタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が9月12日のインテル・ミラノ戦、今季チーム初ゴールを決めた。試合は2-2で引き分け、サンプドリアは開幕から2分1敗といまだ今季未勝利。ただ昨季チャンピオンから貴重な1ポイントを掴んだ。
王者インテルを相手に、チームの今季初ゴール――。日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の活動からイタリアに戻った33歳のセンターバックが、大きな一仕事をやってのけた。
0-1で迎えた33分、右コーナーキックの流れから、ペナルティエリア内でこぼれ球に反応。吉田が左足ボレーで合わせると、ディフレクションを起こして、反応していたGKの逆にこぼれてゴールネットを揺らした。
そのあと1点ずつ取り合い試合は2-2で引き分けに。日本代表キャプテンは試合後、クラブ公式サイトで喜びを語っている。
そのレポートでは、「パワフルなステンレスだ! 吉田麻也はまるでロボットと同じ素材でできているみたい」と絶賛。東京オリンピック、そして日本代表の活動を挟み、サンプドリアでしっかり結果を残し続けるそのタフさに驚いている。
そして自身セリエA通算2点目を決めた吉田のコメントを紹介する。
「特にインターナショナルの活動から戻ってくるのは困難を伴います。今回日本とカタールに遠征しました。疲れていると思われるのが一般的かもしれませんが、私は常に集中できています」
昨季王者から勝点3を掴めなかったものの、1ポイントを得られたことを前向きに捉える。
「(勝点1の)ポイントには満足しています。彼らは前回チャンピオンであり、それでいいと受け止め、ただ私たちはこの状態を続けなければなりません。(ゴールについて)オウンゴールか、私のものか? それは麻也のものです、間違いなく100パーセント!(次戦)エンポリへと道が開かれましたね」
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