アルテタ監督「プレミアリーグは別次元の惑星」。アーセナル、トッテナムと北ロンドンダービー
冨安健洋に指示を送るアーセナルのアルテタ監督。(Photo by Stu Forster/Getty Images)
冨安3試合連続スタメン出場へ。「普段と異なるスキンが求められる」
[プレミアリーグ 6節] アーセナル – トッテナム/2021年9月26日3:30(日本時間27日0:30)/エミレーツ
イングランド・プレミアリーグ6節、アーセナルFC対トッテナム・ホットスパーFCの「ノース・ロンドンダービー」が日本時間の今晩27日0時30分から行われる。
日本代表DF冨安健洋の3試合連続での先発起用が予想されるホームチームは、リーグ3連敗のあと2連勝中。一方、トッテナムは開幕戦でマンチェスター・シティを撃破するなど素晴らしいスタートを切ったものの、最近公式戦4試合勝利なし(リーグカップ・ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦はPK戦での勝ち上がり)。両チームにとって、ここから流れに乗るためにも勝利が欲しい一戦となる。
『ファースト・ポスト』によるとミケル・アルテタ監督はこの試合を前にした記者会見で、現在のプレミアリーグについて、「別次元の惑星」と表現した。
「プレミアリーグはかつてこれほど強力だったことはありません。チームとしてのクオリティ、組織としてのクオリティと発展、コーチと選手のクオリティ、これらは歴史上でも世界最強となったリーグと言えます。これほど強いリーグはありませんでした」
そのように現在のプレミアリーグのレベルの高さを表する。スペイン人指揮官は、2005年から2016年までエバートンFCとアーセナルFCでプレーしてきた。ただ「私はこのレベルではプレーできないでしょうね」と謙遜した。
一方、クラブ公式サイトによると、指揮官はトッテナム戦に向けて、次のように決意を示す。
「今シーズン迎えるホームゲームでの中で、最も特別な一戦になります。感情的にも異なり、サポーターにとってどれほど意味があるか知っています。普段以上にヒリヒリするゲームであり、少しだけ異なるスキンでプレーする必要があるでしょう」
普段と異なる“熱”と“危険度”に耐え得る、そしてそこで勝利を収めるための“皮膚”が求められる。アルテタ監督はそのようにこの特別な対決を表現し、楽しみにしていた。
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[文:サカノワ編集グループ]