レオナルドの浦和復帰なし?「不可能。クラブが望んでない」SNSでつぶやく
浦和でのレオナルド。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
経営難の河北FC、大幅なリストラは確実に。
経営難にあえぐ中国超級(1部)リーグの河北足球倶楽部が存続の危機にあるなか、同クラブに所属する元浦和レッズのFWレオナルドが11月5日から6日にかけて、自身のSNSのツイッター(アカウントは @leo9)で、Jリーグ復帰への意気込みを示している。
中国メディア『新浪体育』によると、河北FCの親会社であるチャイナ・フォーチュン・ランド・デベロップメント(以下、チャイナ・フォーチュン)がクラブ運営から撤退する意向を示しているという。そしてクラブに出向していたGMが同企業に戻ったという情報があり、“決定的”になったという。
河北FCはクラブ存続を希望しているが、継続するためには大幅なリストラが必至な状況にある。
そうしたなか、山東泰山足球倶楽部から河北FCにレンタル中のレオナルドは11月5日、次のように英語でつぶやいた。
「本当にありがとうございます、日本のファンの皆さんからいただいているたくさんのメッセージ、私はすべて読ませていただいています。
皆さんが私の日本サッカー復帰を望んでくださっていること、とても嬉しく思います。 日本は私が愛する国であり、いつも皆さんと一緒に応援しています」
そのようにレオナルド自身も日本へ特別な思いを抱いていると発信している。
コメント欄ではやや失礼なコメントにも、レオナルドは丁寧に応じている。
また、彼が所属した浦和(「満員の大観衆の前で一度はプレーして」など)、そしてアルビレックス新潟、ガイナーレ鳥取のファンのみならず、北海道コンサドーレ札幌、ガンバ大阪のファンからも加入を期待する声が届けられている。
そうしたなか「浦和に戻りますか?」というポルトガル語の声に対し、レオナルドは英語で「不可能です。クラブが望んでいません」と泣き顔の絵文字とともに発信している。
現時点で、浦和への復帰はない――ということだろうか。
ただその直後、レオは再び英語で「しかし私たちは埼玉スタジアムで再び会えます」とつぶやいている。これはどういう意味は!?
得点能力は高いだけに、確かに本人が熱望すれば、獲得へ動くJリーグのクラブチームはありそうだが……。山東との契約がどのようになっているかも関係くるところだ。
レオナルドは来年、果たしてどの国の何色のユニホームを着て戦うことになるのだろうか!?
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[文:サカノワ編集グループ]