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【鹿島】相馬直樹監督が浦和戦のポイントを語る「狙いどころを明確にして――」

浦和戦に向けてオンラインによる取材に応じた鹿島の相馬直樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

ALC出場権獲得へ重要な一戦に。

[J1 35節] 鹿島 – 浦和/2021年11月7日14:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの相馬直樹監督が11月6日、翌7日の浦和レッズ戦を前にオンラインによる記者会見に応じた。今季無冠が確定したもののACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権獲得に向けて重要になるホームでのライバルとの“大一番”。指揮官は「我々にとって残された目標(ACL出場権獲得)に向けて、浦和戦に限らず4試合全て(が大事な試合)になりますが、まず目の前の試合が大事。いい準備ができています」と語った。

 リカルド・ロドリゲス監督のもと、浦和は今夏に日本代表の酒井宏樹、江坂任、デンマークリーグ昨季MVPのアレクサンダー・ショルツ、そして水戸ホーリーホックの平野佑一を補強。いずれも主力となって、今回の試合でもスタメン起用が予想される。

 その相手を迎え撃つ、この試合のポイントについて、次のように挙げた。

「形はハッキリしているチームだと思います。そこで人が入れ替わり、個性が変わったところは多少ありますが、ただ全体の形は大きく変わっていないと思っています。そういったなかで、我々としては、狙いどころを明確にして、攻撃も守備もできるようにと思っています」

 そのように相手のコンセプトに対し対策を立てて挑むスタンスを示した。

 また、前節サンフレッチェ広島戦(〇4-1)ではチームを支えてきた37歳のGKクォン・スンテが今季リーグ初出場を果たし、勝利に貢献した。

「GKは一つしかない特殊なポジションですが、チームに対し常に気持ちを持って来ながらトレーニングをしてくれていました。スンテだけでなく全ての選手がそうですが、その中で、経験という部分で『勝ち』を持ってきてくれて、非常に彼の持っている部分が出たと思っています」

 そのように指揮官はスンテがもたらした流れや勢いを評価していた。

 得失点差で鹿島が5位で上位にいるものの、勝点59で並ぶ両チームの対戦。プライドを懸けた戦いは7日14時から、ホームのカシマサッカースタジアムで行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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