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【浦和】西野TDが今後の補強に言及「欧州移籍を希望する有能な若手たくさんいる」。リンセンが“ラストピース”、しかし状況に応じて臨機応変に対応

リンセン獲得の記者会見に同席し、今後の補強について語った浦和の西野努SD。

リンセンは最短16日の清水戦でデビュー可能に。

 オランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムからJ1リーグの浦和レッズに完全移籍で加入したFWブライアン・リンセン(Bryan Linssen)のオンラインによる加入記者会見が7月14日に行われた。浦和の西野努テクニカルダイレクター(TD)が同席し、「時間がかかってしまいましたが、ラストピースと申し上げていたリンセン選手を迎え入れることができて、非常に嬉しく思っています。チームにとっても、非常に大きな力になります」と期待を寄せた。

 西野TDは、ちょうど1年前からリンセンを「追いかけてきた」と説明。そして冬のマーケットでは、他の選手の獲得も検討したものの、リンセンの補強に絞ると決断。今回、フェイエノールトで昨季34試合・13得点と活躍した待望の「9番=ストライカー」の補強が実現したと明かした。

 また、Jリーグの夏の移籍ウインドー(第2の選手登録期間)は7月15日から8月12日まで、一方、ヨーロッパ主要リーグの移籍ウインドーは8月31日まで開いている。そこで「さらなる補強はないということか?」と質問が出た。

 これに対し西野TDはリンセンが事実上の「ラストピース」であるとして、現在のメンバーでここからはチームとしての研鑽を高めていくという意向を示した。

 しかし一方で、「若く有能なタレントでヨーロッパに移籍希望する選手はたくさんいます」という近年の傾向と事情にも言及。もしも浦和の選手に具体的な動きがあった場合には、「もちろん今後も(補強を)考えています」と答えた。

 リンセンは手続きがスムーズに進めば15日に選手登録され、最短で16日のアウェーでの清水エスパルス戦から出場可能になる。

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