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リバプールやマンCよりレアル・マドリード的。田中碧が語る日本代表の4-3-3

日本代表での田中碧。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「防波堤+主導権」を重視。

[W杯アジア最終予選 B組 第5戦] ベトナム- 日本/2021年11月11日19:00(日本時間21:00)/ミーディン国立競技場

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選11月シリーズ(11日:ベトナム代表戦、16日:オマーン代表戦)に臨む日本代表のMF田中碧(デュッセルドルフ)が11月9日、オンラインによる取材に応じて、先月オーストラリア戦での抜擢に応えた4-3-3システム、そして今回のアウェー連戦への意気込みなどを語った。

 10月の2-1の勝利を収めたオーストラリア代表戦では、インサイドハーフに先発起用されてゴールも決めるなど大活躍した。

 今夏まで在籍した川崎フロンターレ時代の同僚でもある守田英正とインサイドハーフのコンビを組み、その後方のアンカーには遠藤航がいる構成に。そこで中盤の主導権を握り、さらに試合をコントロールすることに成功した。

 田中はその時の“意識”について、次のように語った。

「『3ボランチ』というイメージはありました。守備の部分で、(3人)全員が防波堤になるプレーをして、攻撃に関しても本来のインサイドハーフの役割をしていたかと言うとそうではなかった。ボールを握る作業が大事だと思っていました」

 さらに、リバプールFC、マンチェスター・シティ、そしてレアル・マドリードを例に挙げて続ける。

「ライン間へ飛び出したり、(敵陣の)ハーフスペースでボールを受ける仕事はしていなかったので、そういう意味では少し特殊な(マンチェスター)シティやリバプールの4-3-3というより、レアル・マドリードのように前のタレントを生かすやり方だったと。みんなと話したわけではありませんが、その感覚はあったと思います。その意味では、初めてのプレーの中で、しっかりゲームをコントロールできたのは良かったです」

 また、川崎でプレーしていた時のような感覚を持っていたか? との問いには、次のように答えた。

「(川崎と似ている点は?)個人的には全然違うのかなと思いました。もちろん守備のところは似ているところがありましたが、攻撃はフロンターレと異なり、どちらかというと3人が少し下がってプレーする回数も多かった。サイドバックをより高い位置に上げて、フロンターレでの感覚はそんなになかったです。自分たちがボールを握るため、どこにいて、どういったプレーをすべきかを考えての立ち位置を取っていました」

 そしてベトナム戦へ――。システムは4-3-3、4-2-3-1、あるいは全く別になるのか、それは分からない。ただベトナムは5バックで引いて対応してくることも想定される。田中は「(ミドルレンジからのショットなど)力づくでこじあけることも視野に、練習から取り組んでいきたいです」と、2試合連続ゴールへの意欲も示した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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