本田圭佑が憧れのジダンから話し掛けられる。どう振る舞った？「すごく嬉しいし興奮していました、心の中では」

サッカー人生、自分からユニフォーム交換をお願いしたことはなし。

　リトアニア１部リーグFKスードゥヴァ・マリヤンポレに所属している元日本代表のMF本田圭佑が11月13日、ユーチューブの「Keisuke HONDA」公式チャンネルでファンからの質問に対する一問一答に応じた。

　そこで「これまでにユニフォーム交換をしたことはありますか？」という質問に、本田は「プライドが許さなかったですね、自分からユニフォーム交換することは。交換をしてくれと頼んだことは、一度もありませんでした」と答えた。

　本田がACミランに所属していた時、中国で開催されたインターナショナル・チャンピオンズカップでレアル・マドリードと対戦。そこで子供の頃から憧れの的であったジネディーヌ・ジダン（当時コーチ）と対面している。まさかの遭遇である。果たして、レフティはどうした!?

「そこって駆け引きじゃないですか。ジダンは僕のことを知ってくれている感じで話し掛けてきてくれたんです。僕としては、憧れの人と会えているので、嬉しいし興奮しているわけですよ、心の中では」

　本田の反応は――。

「でもどういう場面で感情を表に出すかどうかは、すごく大事。恋愛でもビジネスでも自分の感情を相手に悟られてしまうことで、物事が上手く運ばない可能性がある。実際にその時はプライドが許さなかったし、自分がすごく喜んでいるという振る舞いはしなかったわけですね。それはすごく大事だと思います。難しいと思うけれど、そういうものなんですよ」

　そのように本田はその場で“下手”に出る振る舞いをしなかったということだ。

　では、これから会った時にはどうするのか。ジダンは現在充電中でもあるだけに、二人が気兼ねなく語り合うシーンも見てみたいところだ。

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[文：サカノワ編集グループ]