前半で交代の久保建英は「ヒザに痛み」、マジョルカ監督が明かす。レアル・マドリードに大敗
レアル・マドリード戦に先発した久保建英(前列左から一人目)らマジョルカのイレブン。 (Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)
リーグ5試合連続で先発、「彼を交代させようと思っていたところ…」。
[スペイン1部 6節] レアル・マドリード 6-1 マジョルカ/2021年9月22日22:00(日本時間23日5:00)/サンチャゴ・ベルナベウ
スペイン1部リーグ6節、RCDマジョルカはレアル・マドリードに1-6の完敗を喫した。レアル・マドリードからマジョルカに2シーズンぶり二度目のレンタル移籍をしている日本代表MF久保建英はリーグ5試合連続で先発出場を果たし、イ・ガンインのゴールを演出するなど攻撃をけん引した。しかし今回、ハーフタイムで交代を告げられた。マジョルカのルイス・ガルシア監督は交代の理由について、「ヒザの違和感」だったと明かした。
今季初の複数失点――しかも6失点。ルイス・ガルシア監督は試合後の記者会見で、次のようにこの1敗を受け止めた。
「非常に悪いゲームをしてしまいました。これだけ酷い試合をしてしまうと、言うことはありません。そんな時もあります。特にトランジションの部分で、彼らはとても速く、圧倒されました。ケガをしてしまった選手については、明日のトレーニングで復帰することを期待しています。これだけ悪い内容ですと、分析するのも難しさがあります」
そして、立ち上がりに決定機を作り出し、唯一のゴールを演出しながらも前半で交代した20歳のレフティ久保について、次のように語っている。
「クボの評価は、チームにとって、決して良いものではありませんでした。私は彼を交代させようと思っていたところ、彼から『ヒザに違和感がある』と言われました。中盤にもう少し強度をもたらしたいと考えていたのですが、『ヒザが痛い』と。彼は日曜日から連戦で先発出場した数少ない選手の一人であり、そういった面(疲労など)も顕著ではありました」
そのように久保自身から、ヒザの痛みについての報告があったそうだ。
このまま回復を待ってトレーニングに復帰するのか、それとも精密検査を受けることになるのか……。少し気になる状態ではある。
2勝2分2敗(4得点・9失点)で暫定10位となったマジョルカは次戦、日本時間9月26日21時からCAオサスナとホームで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]