久保建英は後半5分で悔しい交代。ボルダラス監督、シビアな決断。しかしヘタフェは敗れ5戦勝利なし
ヘタフェの久保建英。 (Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)
トップ下で先発、途中から右MFに回る。
[スペイン1部] ヘタフェ 0-1 カディス/2021年4月10日/コリセウム・アルフォンソ・ペレス
スペイン1部リーグ、ヘタフェCFのU-24日本代表MF久保建英がホームでのカディスCF戦、2試合ぶりの先発出場を果たした。しかし縦への仕掛けからチャンスを作り出した後半開始直後の51分、FWのアンヘル・ロドリゲスとの交代を告げられた。試合は64分、カディスがオウンゴールで先制点を奪い、これが決勝点になった。
U-24アルゼンチン代表との強化試合のためU-24日本代表の活動に臨んだ久保は、スペインに戻った直後の前節4月3日のCAオサスナ戦(△0-0)ではベンチスタートで、81分からの途中出場となった。
そして今回、1アシストを記録した3月21日のエルチェCF戦(△1-1)以来、2試合ぶりに先発復帰を果たした。久保のスタート位置はトップ下。カルレス・アレニャが右MFに入った。久保は起点となる一方、セットプレーのキッカーも担当。途中からはアレニャと代わって、右MFでのプレー機会が増える。
後半は右MFでスタート。拮抗した展開のなか、縦への仕掛けで一つ打開を試みる。と……時計は後半開始からわずか5分の「50分」。ここで久保は交代を告げられた。
しかし64分、カディスが左サイドの打開からのクロスが、オウンゴールに。結局、これが決勝点となった。
レアル・マドリードからレンタル移籍中の久保は今季ヘタフェではラ・リーガ13試合・1アシスト。ビジャレアルCF時代を含めるとリーグ26試合出場。
ヘタフェは5試合勝ち星なしで7勝9分14敗(22得点・34失点)、勝点30のまま。一方、カディスは9勝8分13敗(27得点・45失点)の勝点35。
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[文:サカノワ編集グループ]