マジョルカ久保建英、スーパーサブでメンバー入りへ！古巣ヘタフェ戦、リバウンドなければ

チームは６試合勝ち星がなく、救世主として待望。

[スペイン１部 15節] マジョルカ – ヘタフェ／2021年11月27日18:30（日本時間28日2:30）／エスタディ・デ・ソン・モイシュ

　スペイン１部レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英が11月27日にホームで行われるヘタフェCF戦で、約２か月ぶりにメンバー入りする可能性が高まっている。

　９月22日のアウェーでのレアル・マドリード戦（●１-６）で右ウイングで先発したものの、右ヒザに違和感を覚えて前半で交代に。その後は手術などせず回復を待ち、リハビリを続けてきた。

　クラブはユーチューブ公式チャンネルで、20歳のレフティが心肺機能を追い込んだり、筋力に負荷をかけたりするメニューに取り組む様子を伝えてきた。そして今週ついに、全体のトレーニングに合流した。

『ディアリオ・デ・マジョルカ』によると、久保はすでに２日間、全体練習に参加。さらに前日練習をこなし、リバウンドがなければ、ヘタフェ戦でメンバー入りすることになりそうだという。

　また『フットボール・ファンタジー』によると、現在マジョルカでプレー可能なのは23人。一方、サルバ・セビージャ、ラゴ・ジュニオールら５人が別メニュー調整中と報じる。

　新型コロナウイルス感染症対策のため、ラ・リーガでは今季12人までベンチ入りできる。久保のコンディションに問題さえなければ――。起用の有無にかかわらず、まずベンチ入りが考えられるということだ。

　何よりチームは現在６試合勝ち星がなく、直近のラージョ・バジェカーノ戦は１-３と完敗を喫した。ルイス・ガルシア監督もその試合後の記者会見で久保とサルバ・セビージャのヘタフェ戦での復帰について、「どうなるか見ていきみましょう。（イドリス）ババは確実に戻ってきます。サルバとタケ（久保）を頼れるのかどうか、見ていきましょう」と期待を寄せていた。

　久保は今季リーグ６試合に出場。チームの救世主として復帰が待望されている。理想は、このヘタフェ戦はひとまずベンチ入り。そして12月４日（日本時間５日2:30）のアウェーでのアトレチコ・マドリード戦で、満を持して復帰――というシナリオか。

　ただホームで迎える昨季レンタルでプレーしていた元所属クラブとの楽しみな一戦だ。何よりマジョルカも負けられない。指揮官も無理はさせたくなりだろうが、スーパーサブとしての起用――あり得るか!?

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[文：サカノワ編集グループ]