冨安健洋が2ゴール演出!アーセナル、サウサンプトンに3-0勝利
ラカゼット(右)の先制点を喜ぶアーセナルの冨安健洋(左)。(Photo by Eddie Keogh/Getty Images)
パス・アンド・ゴー、クロスで得点の起点になる。
[プレミアリーグ 16節] アーセナル 3-0 サウサンプトン/2021年12月11日15:00/エミレーツ
イングランド・プレミアリーグ、アーセナルFCがサウサンプトンFC戦、攻めあぐねていたなかで放った1本目と2本目のシュートがいずれもゴールにつながり、前半2点先取に成功。後半にも1点を追加して、3-0の勝利を収めた。アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右サイドバックで先発フル出場し、前半の2ゴールにも絡むなど貢献した。
両チームともに4-4-2を採用。最終ラインから丁寧にビルドアップし、そこにハイプレスを狙うという、チームの特長は異なるもののミラーゲームと言える構図に。
立ち上がり、アーセナルは厳しいプレッシングに苦しみ、そこにミスも重なり流れを掴めない。
それでもサウサンプトンのプレスの鋭さが増すなか、21分、ホームチームは右サイドでその重圧を何とか回避。そしてパスをつないだ冨安がそのまま駆け上がり、相手ハーフスペースを牽制する。
そこで相手マークを引き付けることに成功。すると右サイドに抜け出たブカヨ・サカのマイナスのクロスを、中央に駆け込んだアレクサンドル・ラカゼットが合わせて先制点をもたらした。一転、ピンチをチャンスに変えて奪った一撃だった。
さらに27分、相手がさらに前掛かるなか、冨安のアーリークロスから、混戦となったなかで最後はマルティン・ウーデゴールがヘッドで合わせて、2点目を決める。
粘り強く対応していたホームチームはシュート2本で2ゴールを奪うことに成功。さらにそのあともサカが決定機を作り出すなど、カウンターが効果的にハマっている。
アーセナルが2-0でリードして折り返すと、後半、コーナーキックからガブリエウがトドメの3点目を奪取! このまま無失点で勝ち切った。
アーセナルは8勝2分6敗で暫定5位。冨安はプレミアリーグ13試合・1アシスト。
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[文:サカノワ編集グループ]