レアル・マドリードがコマンの獲得に動く。日本代表MF久保建英にも影響!?
バイエルンのコマン。 (Photo by Sebastian Widmann/Getty Images)
ムバッペとの新フランス代表ホットラインが完成!?
スペイン1部レアル・マドリードが新たな大型補強に動いている。パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペの獲得が“濃厚”とも言われるなか、さらにもう一人のフランス代表アタッカーの獲得を検討している。
『ゴール』など複数メディアによると、白い巨人はドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンに所属するFWキングスレイ・コマンの獲得に「近づいている」という。
パリ出身25歳のコマンは身長180センチの右ウイング。パリ・サンジェルマンの下部組織からトップチームまで昇格し、バイエルンには2017年から在籍。2021-22シーズンはブンデスリーガ10試合・4得点。すでにフランス代表としても36試合5ゴールを記録している。チームとは2023年6月まで契約を結んでいる。
レアル・マドリードは今夏、バイエルンを退団してフリートランスファーになったオーストリア代表DFダビド・アラバを引き抜くことに成功。さらに今後、ムバッペをはじめ、チェルシーFCのアントニオ・リュディガーの補強を目指していると言われる。
一方、コマンはバイエルンと2023年からの新たな契約案に同意せずにいる。そこで駆け引きが生まれていて、バイエルンが移籍金を獲得できなかったアラバの二の舞を避けるため、来夏あるいは次の冬の移籍市場で、コマンを売却することもあり得るという。
とはいえ、もちろんこのアタッカーに注目しているクラブは他にも多い。バイエルンと契約延長することもあり得る。何よりレアル・マドリードには現在、ブラジル代表ロドリゴが君臨し、マルコ・アセンシオもいる。
ただマドリードで、ムバッペとの新ホットラインが実現すれば、確かに魅力的にも映る(カリム・ベンゼマも健在!)。
そしてレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の久保建英ともポジション的には被る。2022-23シーズン、ロスブランコスの非EU枠が一つ空くことで復帰が期待される20歳の日本代表レフティだが、その動向にも関わってくる事案だ。
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[文:サカノワ編集グループ]