約8億円、トッテナムがイスコを「割安価格」で獲得を目指す!?レアル・マドリードとの契約満了迫る。久保建英や鎌田大地にも関連?
レアル・マドリードのイスコ。 (Photo by Denis Doyle/Getty Images)
元スペイン代表アタッカー、2022年6月で契約満了。アンチェロッティ監督に重宝されてきたが――。
イギリスメディア『サンデーミラー』、『エクスプレス』はこのほど、イングランド・プレミアリーグ(1部)のトッテナム・ホットスパーFCがスペイン1部レアル・マドリードの元スペイン代表MFイスコ(ISCO)の獲得に向けて、その可能性を探っていると報じた。
29歳のイスコは今季これまでラ・リーガで8試合・1得点。中盤のぶ厚い選手層に阻まれ、加えてケガと新型コロナウイルスの感染にも苦しみ、なかなかチャンスを得られずにいる。そして現在レアル・マドリードで9シーズンを迎えているが、2022年6月に契約満了を迎える。
そうしたなか、トッテナムを今季途中から率いるイタリア人のアントニオ・コンテ監督は、攻撃面で創造性を加えられるタレントを欲しており、イスコについて「獲得を目指している。割安価格で獲得し、プラスをもたらせるかもしれない」(『エクスプレス』)と報じている。また違約金(移籍金)が500万ポンド(約7億8000万円)と、「割安」である点もプラス材料に挙げる。
レアル・マドリードはこれまで、イスコに対して契約延長の意思を示していない。ただカルロ・アンチェロッティ監督は1次政権の頃から、イスコを重宝してきた。それだけに指揮官の意向によっては契約延長もあるか!? とスペインでは囁かれてもいる。
そうしたなか、コンテ監督がこのスペイン人アタッカーを欲していて、「ベルナベウを退団することを視野に入れているならば、ノースロンドンが次の候補地となる」という。今季の先発はわずか2試合であり、『エクスプレス』は「彼の現在の状況を考えれば、シーズン半ばにビジネスを実現したいトッテナムに、多くの利益をもたらすかもしれない」と見ている。
1月に入り、ヨーロッパ主要リーグは冬の移籍市場に突入した。すると『サンデー・ミラー』は1月2日、トッテナムがレアル・マドリードに対しイスコ獲得へオファーを提示したと報じている。
また、もしもイスコの枠が空けば、レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の久保建英の次の夏の動向にも少なからず関わってきそうではある。また、トッテナムは昨夏、鎌田大地の獲得も検討していただけに、やはり「センターハーフ」を補強ポイントに挙げていることが分かる。あるいは鎌田獲得再燃もあるのか!?
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[文:サカノワ編集グループ]