久保建英がレアル・マドリード戦へ抱負「落ち込んでいられない」。2年前の“金星”再現なるか
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「あの時、僕もピッチにいました」。日本時間3/15午前5時から!
[スペイン1部 28節] マジョルカ – レアル・マドリード/2022年3月14日21:00(日本時間15日5:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
RCDマジョルカの日本代表MF久保建英が3月6日に行われたセルタ・デ・ビーゴ戦(●3-4)のあとクラブの公式インタビューに応じて、その試合を振り返るとともに、次戦のホームでのレアル・マドリード戦に向けて抱負を語った。
20歳のレフティはセットプレーからチーム2点目を演出。しかしマジョルカは3-3で迎えた土壇場の90+7分にハンドで与えたPKを沈められ勝点を逃した。
粘り強く戦いながら1ポイントが目の前からすり抜ける形に。久保は「3点取って負けるのは少し変な感じで、でもそれが現実です。僕らはいい状態ではなかったし前進を続けていかなければいけない」と悔しそうに語った。
そして保有元でもある次週のレアル・マドリードとの一戦に向けて問われると、久保は次のように意欲を示した。
「負けたとはいえ落ち込んでいられません。責任は僕らにあります。ファンは僕らに期待をしてくれていて、まず頭を上げて、次に待つレアル・マドリードとの試合には違う形で立ち向かって行かなければいけません。とても重要な試合で、ファンが僕らのそばにいてくれることは間違いありません」
そのように有観客で迎えられる首位との対戦を楽しみにする。そして久保は3ポイントを奪うためのチャンスを追求したいと言う。
「結果次第で降格圏に落ちるかもしれませんが、今はそんなことを考えたくありません。僕らが勝点3を取れれば、他のチームは近づけません。どういう形であれ、勝点3を取るようにやっていきたいです」
マジョルカは2シーズン前、ホームでレアル・マドリードに勝利を収めている。久保も交代出場で、勝利に貢献している。
「2年前に対戦した時のことはよく覚えています。今回と状況が似ていて、相手はミッドウィークに試合を控えています。僕らとの対戦で選手を何人か入れ替えてきて、ラゴ・ジュニオールのゴールで勝ちました。あの時、僕もピッチにいましたが、今回またそれが繰り返されるといいですね」
何よりもホームでの勝利を欲している。そんな決意が伝わる言葉だ。
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[文:サカノワ編集グループ]