負傷の大迫勇也、日本代表への参加辞退。W杯アジア最終予選ラスト2試合はエース不在に
オマーン戦での日本代表FW大迫勇也(左)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
シント=トロイデンの林大地を追加招集。
[J1 5節] 清水 0-0 神戸/2022年3月19日14:00/IAIスタジアム日本平
J1リーグのヴィッセル神戸は3月19日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ラスト2連戦(24日オーストラリア戦:アウェー、29日ベトナム戦:ホーム)に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)に選ばれていたFW大迫勇也(31)がケガのため参加を辞退すると発表した。日本サッカー協会(JFA)は、ベルギー1部シント=トロイデンVVの東京オリンピック日本代表FW林大地を追加招集すると発表した。
大迫は同日行われた清水エスパルス戦で先発出場したが、「両足がつった」(三浦淳寛監督)ため、77分、山川哲史と途中交代していた。試合はスコアレスで引き分け、神戸は今季7試合を終えてリーグ戦いまだ勝利なし。
大迫は3日前の15日に行われたACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦で120分フル出場(チームは勝利)。そこから中3日、まだ足の裂傷の傷が癒えないなかで連続してピッチに立っていた。
三浦監督は試合後の記者会見で、次のように大迫の状態について語っていた。
「できればフルでやってもらいたかったですが、ACLのプレーオフもあり、足が万全ではないなかプレーしていて、やれるところまでやってほしいという感じではありました。両足つっていた状態での交代でした」
日本代表はエース不在で、アジア最終予選の最後の2試合を戦うことになった。なお森保一監督はそういった負傷などアクシデントを考慮し、各ポジションに一人多く今回招集していたと説明。鹿島アントラーズの上田綺世、セルティックFCの前田大然が代表復帰を果たしている。
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[文:サカノワ編集グループ]