日本代表MF久保建英、レアル・マドリード復帰へ「人生のターニングポイントになる」
2019年、プレシーズンマッチに臨んだレアル・マドリードでの久保建英。 (Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)
20歳にしてマジョルカで主力。3シーズンのローンを経て、来季、白い巨人の「メンバー入りを夢見ている」。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英だが、今シーズン終了後の去就が日ごとに注目を集めている。
現地メディア『エル・エスパニョール』は4月4日、「久保建英、ワールドカップとレアル・マドリードへの道」と題したレポートを掲載。久保は来季レアル・マドリードへの復帰を目標にしていて、白い巨人のメンバー入れ替えによっては十分実現できるはずだと報じた。
同メディアは久保について、「レアル・マドリードでのメンバー入りを夢見ている」として、「来シーズン、選手人生のターニングポイントとなる可能性が非常に高い。首都(マドリッド)での挑戦に加え、このMFは日本代表チームでもステップを踏み出すため奮闘中だ」と、2022-23シーズン、レアル・マドリードでの挑戦と日本代表でのポジション確保という“二大目標”を掲げていると伝える(加えてW杯ではグループリーグで日本とスペイン代表が同居した)。
何より20歳にしてこの厳しいスペイン1部リーグで、レギュラーとして戦っている点を高く評価する。そして、その目標達成のためには、マジョルカを1部残留へ導くことと、そこでの成長が「鍵を握る」と展望する。
また、フランス代表FWキリアン・ムバッペのパリ・サンジェルマンからのフリートランスファーでの来季加入が決定的と言われる。それと同時に、複数の選手が退団する可能性が高い。ガレス・ベイル、マルセロ、さらにはイスコ、ダニ・セバージョスも(他媒体ではロドリゴの名前も)……!? 中盤であるイスコとセバージョスは残留もあり得るが、彼らの去就によっては「久保にとって、2022-23シーズンは絶好のチャンスになり得る」とも予測している。
いずれにせよ、白い巨人に加われば、常に高い競争が待っている。そこに食い込むためには、「ここからの数週間のパフォーマンスが、彼の今後を決めることになる」と、マジョルカでのインパクトを期待する。
マジョルカは日本時間4月9日23時15分から、昨季覇者アトレチコ・マドリードとホームで対戦する。元日本代表のハビエル・アギーレ監督のもと、先発返り咲きを果たし、結果を残せるか――。
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[文:サカノワ編集グループ]