鹿島が首位浮上。日本代表FW上田綺世「狙っていた」ミドル弾炸裂!3試合連続ゴール、福岡に1-0勝利
上田綺世。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リーグトップの5点目。
[J1 7節] 福岡 0-1 鹿島/2022年4月6日19:03/ベスト電器スタジアム
J1リーグ7節、鹿島アントラーズが日本代表FW上田綺世のリーグ3試合連続ゴールで、アビスパ福岡に1-0の勝利を収めた。鹿島は5連勝で、2試合消化の多い川崎フロンターレを抜いて首位に立った。
上田と2トップを組む鈴木優磨のシュートがポストを叩くなど、鹿島はチャンスを作りながらも福岡のタイトな守備を前に、なかなかゴールを割れずにいた。迎えた71分、ミドルレンジでパスを受けた上田が正面を向くと、ほぼノーステップで右足を振り抜く。シュートは相手DFをかすめたが、ゴール隅を突いてネットを揺らした。
そして試合終盤には、GKクォン・スンテが元チームメイトである金森健志の決定的なシュートを2本ストップ! 痺れる展開で価値ある3ポイントを掴んだ。
上田は試合後のフラッシュインタビューで、「固いゲームで前半から思うようにチャンスを作れなかったなか、一発を決められて良かったと思います。(ほぼノーステップでのショットだったが?)前半からミドルを狙っていましたがなかなかチャンスがなく、(和泉)竜司くんからいい形で縦パスをつけてくれて、前を向けたので、思い切り振り抜けました」と、勝利につながるゴールを喜んだ。
「まだまだチャンスメイクできていないところが僕にとっての課題だと思うので、もっといろんなシュートを、いろんなバリエーションで出して、チームを助けられるようにトライしていきたいです」
チームは6勝1敗(11得点・5失点)。リーグトップの5点目を決めた上田はまだ課題があると言うものの、「もっと自分たちの色を濃くして、もっと攻撃的なサッカーをしていきたいです」と言う。次節は4月10日、再びホームに戻っての横浜F・マリノス戦だ。
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