【浦和】2得点の新助っ人シャルク「全てのFKを蹴ろうとするような傲慢な姿は見せたくないですが、あの場面はチャンスだと思い蹴りました」
ACL山東泰山戦で2ゴールを決めた浦和のシャルク。 (Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)
岩波の折り返しを流し込み1点目、さらに豪快かつ技ありの直接FK弾も決める!
[ACL GS2節] 浦和 5-0 山東泰山/2022年4月18日21:00(日本時間23:00)/ブリーラム・スタジアム
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)2節、J1リーグ浦和レッズが中国超級リーグの山東泰山足球倶楽部に5-0の勝利を収めた。新加入の元U-21オランダ代表FWアレックス・シャルクが後半開始からピッチに立ってアジア(ACL)デビューを果たし、2ゴールの活躍を見せた。
後半開始から最前線に投入されたシャルクは53分、セットプレーの流れから岩波拓也の折り返しを押し込みゴール! さらに76分、枠の外側からカーブを描き枠を捉える豪快かつ技ありの直接フリーキックを突き刺し自身2点目、チームの4点目をもたらした。
シャルクは試合後の公式記者会見で、次のようにアジア初ゴールとGS2勝目を喜んだ。
「勝点3を取れて、とても嬉しいです。それがチームにとって最も大事でした。ACLのデビュー戦でこのような形になって良かったです。まだ周りを知る順応の期間が必要ですが、ACLのデビュ戦で2ゴール決められて嬉しいです。リカルド監督が言ったように、ゴールのチャンスは他にもあり、そこは残念ですが、2戦2勝を収められ非常に良かったです。次に向かいたいです」
そして、次のように2ゴールを振り返っている。
「1点目はストライカーらしいゴールだと思います。ペナルティエリア内の小さなチャンスを決められました。2ゴール目はFKでしたが、キャリアを通じてたくさんのトレーニングをしてきて、自分の武器だと思っていました。クオリティには自信がありました。チームに来たばかりで全てのFKを蹴ろうとするような傲慢な姿は見せたくないですが、あの場面はチャンスだと思い蹴りました。このクオリティを今後も見せ続けたいです」
勝利のために徹するチームプレーヤーだ。いきなりハットトリックか!? という惜しい場面までも作った。
浦和に加わった新助っ人、シャルクが今後への期待を膨らませる頼もしい活躍を見せてくれた。
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