韓国紙が中国サッカーを「恥知らず」と批判。ACL3試合で20失点
ACL広州FC戦、川崎のチャナティップも決めた!(Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)
卓球界のシステムを学ぶべきだと提言。
中国超級(1部)リーグ広州FCは4月19日、マレーシアのジョホールでセントラル開催されているAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)2節、川崎フロンターレに0-8で敗れた。中国のACLでのワーストとなる最多失点記録を更新した。前回大会に続いて、新型コロナウイルス感染症対策のため中国勢は若手選手のみを派遣して臨んでいるが、そもそも練習不足も指摘されていて、その意義が果たしてあるのか問われている。
J1リーグ2連覇中の川崎フロンターレに手も足も出せず、ある意味、劣悪なピッチに川崎の選手が苦労することに少なからず助けられた面もあった。それでも知念慶の鮮やかなボレーなど2得点を皮切りに、車屋紳太郎、小林悠も2ゴール、さらに宮城天とチャナティップも決めて、計8得点――。
中国勢はこの大会、これで3試合20失点を喫した。この日は日本時間23時から、浦和レッズと山東泰山足球倶楽部が対戦する。
アジア最高峰の大会で、さまざまなワースト記録を作り続けている。同時にその大会軽視とも言われても仕方ないようなスタンスに、各方面から疑問の声が上がっている。
そうしたなか中国メディア『捜狐』によると、韓国メディア『京郷新聞』がこうしたACLでの中国チームの体たらくに言及したことを紹介。同メディアは「恥知らずな中国サッカー、中国の卓球チームから学ぶべきだ」と題した記事を掲載したことを紹介している。
記事では、草の根からの育成と基盤、コーチの高い質、最高レベルのトレーニング方法と施設、最高峰のリーグとシステム、そしてエリートシステムといった中国卓球界の良さを模範として、サッカー界も導入すべきだと提言しているそうだ。
中国代表もカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選では6チーム中5位で1勝しかできず。そしてこのACLでも早々に敗退が決まろうとしているが……、若手選手たちは意地を見せることができるか。
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