移籍金17億円。インテルが南野拓実の獲得に名乗り、リバプール今季10得点の“優良銘柄”
南野拓実。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
セリエA・2位、首位ミランと勝点2差で、最終節サンプドリアと対戦へ。リーズと競合か。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属している日本代表MF南野拓実は2022-23シーズン移籍するのか――。その目に見えるデータにより、マーケットでの動向が注目を集める“優良株”の一人となっている。
南野は2024年6月までリバプールと複数年契約を結んでいる。今季は途中加入のルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタらの活躍により、シーズン途中からカップ戦要員に。そうしたなかで、カラバオカップ4得点、FAカップ3得点と、両コンペティションでチーム最多得点を記録。そして先日のプレミアリーグ今季初先発を果たしたサウサンプトンFC戦では強烈なインパクトを残す同点ゴールを決めてみせた。
『アス』などによると、リバプールは南野の契約解除金に「1300万ユーロ(約17億円)」を設定したということだ。そして、これまでリーズ・ユナイテッドが獲得を検討していると報じられてきたが、さらにイタリア・セリエAのインテル・ミラノも名乗りを上げているそうだ。
『アス』では「わずか先発9試合・10得点と、高い有効性を証明している。プロ意識が高い選手であり、前線の高いレベルの競争によって市場で注目を集めている」と報じる。
まず現在18位のリーズは、来季の2部(チャンピオンシップ)降格を免れることがまず条件になりそうだという。
一方、インテルは、攻撃陣の入れ替えが起きそう。現在24勝9分4敗の勝点81で、リーグ最多81得点を記録。首位ACミランと2ポイント差で、最終節は日本代表DF吉田麻也の所属するUCサンプドリアと対戦する。
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