【日本代表】ガーナ戦、森保監督の記者会見から読み解くスタメン予想。前線に上田綺世、２列目に久保建英、鎌田大地、三笘薫か

サカノワスタッフ

2022年6月9日

(C)SAKANOWA

これまで控えだった選手の先発起用も明言。

[キリンカップ] 日本代表 – ガーナ代表／2022年６月10日18:55／ノエビアスタジアム神戸

「キリンカップサッカー2022」、サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）が６月10日、ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表と対戦する。森保一監督が試合前日に記者会見を行い、カタール・ワールドカップ（W杯）の出場国でもあるアフリカの強豪との一戦に向けて抱負を語った。

　FIFAランキングは日本23位、ガーナ60位。両者はこのあと14日にチリ代表またはチュニジア代表と対戦する（勝者または敗者同士）。

　森保監督は次のようにガーナ代表の印象と選手起用について語った。

「（ガーナ代表について）個々の技術が高く、攻撃の場面でパワフルなプレーのできるチームだと思っています。（日本のスタメンについて）メンバーについては、これからの練習を見て決めようと思います。ブラジル戦からは少し変更を考えています」

「全員ではないですが、試合開始から出場機会を得られていない選手について、スタートからプレーしてもらいたいと考えています」

　そのようにキリンチャレンジカップ２試合では控えだった選手のスタメン起用を示唆した。そのうえで、選手を入れ替える、というよりも、選手の組み合わせを試し、その融合から生まれる相乗効果に期待を寄せていた。

　６日に国立競技場で行われたブラジル代表戦（〇0-1）では、シュートが４本と限られた。指揮官はその攻撃面を課題に挙げる。

「クロスからのチャンスもあり、シュート数だけが判断材料ではありません。ただ、もっとシュート数を増やせるようにトライしたいです。ボールを動かして相手の嫌がるようなところを突いていきたいです」

　これまで出場機会を得られずにいる目下J1リーグ得点ランク１位の上田綺世、そして久保建英の先発が有力視される。そこに鎌田大地、三笘薫も加わることになれば……。確かに実現すれば楽しみな顔触れになりそうだ。

　さらにはパラグアイ戦では調子の良かった堂安律、スピードスター前田大然がどのように絡んでくるのか。柴崎岳の起用法は!?　見どころの多い一戦になる。