違約金1400億円!ヴィニシウスがレアルと2026年まで契約延長。間もなく正式発表へ
レアル・マドリードで今季CL優勝を果たしたブラジル代表のヴィニシウス。(Photo by Julian Finney/Getty Images)
ブラジル代表の21歳、新エースへ――。
スペイン1部レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが2026年6月までの契約更新に応じ、間もなく正式発表される見込みだという。移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏が6月19日、自身のツイッター(@FabrizioRomano)でつぶやいた。
弱冠21歳のヴィニシウスは2018年夏、レアル・マドリードに加入。1年目当初はBチームのカスティージャでプレーし、その後トップチームに定着してさっそく1部リーグ18試合に出場した。そして試行錯誤した時期もあったが、在籍4年目の2021-22シーズンはリーグ35試合・17得点と活躍。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプール戦でも決勝ゴールを決めて、ラ・リーガとCLの2冠制覇に貢献した。新エースとしての風格も感じられてきた。
レアル・マドリードとは2024年6月まで契約を結んでいたが、今回の投稿では、「2026年までの契約延長発表の準備が整った」と伝えている。しかも契約解除金は、1ビリオンユーロ(約1416憶円)に設定されたということだ。
RCDマジョルカに期限付き移籍していた日本代表MF久保建英は、レアルでのEU圏外の外国籍選手枠が空いていないため、ヴィニシウスがスペイン国籍(二重国籍)を取得するのを待っている状況が続く。また、ヴィニシウスはやや伸び悩んでいた時期を乗り越え、一気に突き抜けていった存在でもある。現地スペインでは、そうした例もあるためレアル・マドリードは21歳になった久保について、安易な放出を考えていないとも報じられている。
二人が白い巨人のユニフォームを着て、チームメイトとして戦う日は来るのか。国籍問題さえパスすれば……もしかすると。その日は近い!?
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