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日本代表FW伊東純也がスタッド・ランス移籍で「基本合意」。ゲンク「今朝フランスへ出発」と発表

伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

パリSGに移籍したエキティケの後釜に。

 ベルギー1部のKRCゲンクは7月29日、日本代表FW伊東純也(ITO Junya)がフランス1部スタッド・ランスに完全移籍することで「基本合意」に達したと発表。現地の同日朝、フランスに向けて出発したと報告している。

 ゲンク公式サイトによると、伊東はすでにフランス入り。メディカルチェックを経て、加入が正式に発表されるということだ。

 また、伊東の次のようなコメントを紹介している。

「皆さんとこの素敵なクラブで素晴らしい時間を過ごせたことに感謝します。スタッフ、そして最高のサポーターたち。この圧巻のスタジアムでプレーできたことは光栄であり、自分の家のようにくつろぐこともできました。私の名前のコールが聞こえてきます。

 このような機会を与えてくれたクラブに感謝しています。ここ数日議論が交わされ、私を本気でここに残したいと思ってくれていると伝わってきました。しかし私はこの一歩を踏み出し、挑戦すると決めました。

 私も楽しみにしています。でもその前に、KRCゲンクのみんなに改めて感謝します。皆さんの成功を祈っています!」

 スタッド・ランスは、このほど19歳のFWウーゴ・エキティケがパリ・サンジェルマンに移籍したことに伴い、その後釜を探していた。そこでスペイン人のオスカル・ガルシア監督が惚れ込んでいたという伊東に白羽の矢が立ったそうだ。

 スタッド・ランスはリーグ・アン6度の優勝を誇るフランスの名門である。2021-22シーズンは11勝13分14敗の勝点46で12位だった。

 また伊東は日本代表の右MFとして、国際Aマッチ36試合・9得点を記録。11月に迎えるカタール・ワールドカップ(W杯)でも日本の中心選手として、活躍が期待されている。

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