【G大阪】片野坂知宏監督を解任、先日就任の松田浩コーチが指揮官昇格「私の力不足、本当に申し訳ありませんでした」
片野坂知宏監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「新しい指揮官の下、残留という目標に向かってチーム一丸となり、必ず達成できるのを信じております」
J1リーグのガンバ大阪は8月17日、16日付けで片野坂知宏監督との契約を解除したと発表した。後任として先日就任した松田浩コーチの昇格・就任も決定した。17日から新体制でトレーニングに臨んでいる。
コーチとしてG大阪の黄金期を支え、昨季までは大分トリニータで指揮。そして今季、満を持してG大阪の監督に就任した51歳の片野坂監督だが、シーズン途中で志半ばで退任することになった。
片野坂氏は次のようにクラブを通じてコメントしている。
「いつもガンバ大阪への応援並びにサポートありがとうございます。この度、監督を退くことになりました。約半年間という短い期間でしたが、一緒に最後まで諦めず勝利のために戦ってくれた選手、スタッフ、そしてどんな時でも応援・サポートしてくださったファン・サポーターの皆様、またガンバ大阪のスポンサーの皆様、そして小野社長を始めとするクラブスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。
今シーズン強いガンバを取り戻すために選手と共に積み上げたなかで、たくさんの勝利で皆様と喜びを分かち合うために戦いましたが、残念ながら私の力不足によりご期待に応えられず、悔しい思いと残念な結果しか出すことができませんでした。本当に申し訳ありませんでした。
これから新しい指揮官の下、残留という目標に向かってチーム一丸となり、必ず達成できるのを信じております。本当にありがとうございました」
G大阪は現在5勝7分12敗の勝点22で17位。最下位のジュビロ磐田と勝点22で並んでいる。
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