日本代表の吉田麻也vs遠藤航&伊藤洋輝。シュツットガルト先制、シャルケ追い付く
シュツットガルトの遠藤航。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
シャルケの新加入DFファン・デン・ベルフがさっそく先発。
[ブンデス 5節]シュツットガルト 1-1 シャルケ/2022年9月3日15:30(日本時間22:30)/メルセデス・ベンツ・アレーナ
新シーズンいまだ未勝利のVfBシュツットガルト対シャルケ04の一戦、ホームチームが主導権を握るなかで先制に成功。しかし直後、シャルケもショートカウンターから追い付いた。結局、シュツットガルトが退場者を出したものの耐え忍んで、1-1で引き分けた。両チームともに5試合勝ち星なしに。
シュツットガルトは3-5-2の布陣で遠藤航がアンカー、伊藤洋輝が左ストッパー、シャルケは4-2-3-2-1で吉田麻也がセンターバックとして、日本代表の3人が先発。吉田のパートナーは、リバプールFCから先日加入したセップ・ファン・デン・ベルフが務めた。
試合はホームのシュツットガルト優位で進むなか、18分、ファン・デン・ベルフのボール処理のミスを突いて、クリス・ヒューリッヒが吉田のスライディングタックルをものともせず今季初ゴールを決める。吉田は相手FWのスピードを苦慮している印象だった。
しかし直後、シュツットガルトは攻めるのか、守るのか、どのように戦うのか、全体の意思のまとまりが感じられず。アンカーの遠藤の脇などスペースができてしまう。
すると3分後、インターセプトからドミニク・ドレクスラー → シモン・テロッデとつながれて失点してしまう。
そして67分、シュツットガルトのヨシュア・ヴァグノマンが2枚目のイエローカードで退場に。
そこからはシャルケが猛攻を続け、シュツットガルトが耐える展開に。そのまま1-1で引き分けた。
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