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パリSGがネイマールのマンC売却を計画していた。しかし失敗に…原因はムバッペとの軋轢か

ネイマール。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

グアルディオラが拒否。『マルカ』が報じる。

 フランス1部パリ・サンジェルマンはこの夏の移籍マーケットで、ブラジル代表FWネイマールをイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに売却しようと試みたものの失敗に終わったという。スペインメディア『マルカ』が9月2日に報じた。

 ムバッペはパリSGと破格の契約更新料3億ユーロ(約418億円)、年俸1億ユーロ(約139億円)の条件で残留。さらにムバッペとの不仲が伝えらえてきたレオナルド・スポーツダイレクター、そしてマウリシオ・ポチェッティーノ監督も解任され、新体制で新シーズを迎えた。

 さらに、ムバッペの意のままチーム作りが進むのか――。PKキッカーなどを巡り軋轢が生じてきたネイマールに関して、「このスター選手を追い出したいと考えていた」というのだ。

 そしてパリSGはネイマールについて、マンCにオファーを提案したそうだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督から拒否されたという。アーリング・ハーランドがすでにいるというだけでなく、ドレッシングルームでの影響が大きな選手を引き受けるつもりはないということだ。

 ネイマールは今季開幕からリーグ5試合連続、すでに7ゴールを決める文句なしの活躍ぶりを見せている。しかし一方で、そのようにクラブはパリSGに売り込むことに、「なんのためらいも持っていなかったのだ」と報じる。いずれにせよ、同メディアは今後もムバッペとネイマールのロッカールームでのエゴの衝突が、PSGの火種としてくすぶるだろうと見ている。

 ムバッペもリーグ4試合・5得点と文句なしの活躍を見せている。クラブの悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝へ――、この二人とリオネル・メッシを中心に一枚岩になれるか。

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