川崎が移籍金の増額要求!?マルシーニョのエジプト移籍、アル・アハリ「二度目のオファー提示」
川崎のマルシーニョ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今日、アウェーで札幌戦。
エジプト1部(プレミアリーグ)のアル・アハリが、J1リーグ川崎フロンターレのブラジル人FWマルシーニョ(Marcinho)を完全移籍での獲得を目指して、二度目の条件提示をしたという。
現地報道によると、当初は移籍金150万ドル(約2億円)で、あとはエジプトでメディカルチェックを受けるのみだと報じられていた。なかには、エジプトに向かったという情報も。
そうしたなか、エジプトメディア『Filgoal』は9月30日、アル・アハリが川崎へ二度目の条件提示を行ったと報じた。川崎側が移籍金を増額を要求したというのだ。
エジプトリーグは10月16日に開幕を迎えるため、現在も移籍ウインドーが開いている状況である。
マルシーニョは川崎の左ウイングの主力として2年目を迎え、今季これまでリーグ25試合・9得点・3アシスト、公式戦通算35試合・12得点・4アシストと活躍。シーズン終盤、逆転優勝に向けたキーマンの一人である。
一方、エジプトのアル・アハリは、国内リーグ最多42度の優勝を誇る名門。リーグ5連覇を果たしたあと、この2年間は最大のライバルであるアル・ザマレクにタイトルを奪われてきた。しかも昨季は3位で終了。覇権奪回を唯一無二の目標に掲げている。
川崎は今日、アウェーで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。マルシーニョはすでにエジプトに向かっているのか!? あるいは試合後にも出発するのか。それとも、そもそも契約はまだ合意に達していないのか!? その動向が注目を集める。
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