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山形の底力だ! 8位→6位、大逆転PO進出。最終節で徳島撃破、クラモフスキー監督「皆さんの力で、特別な日になった」

モンテディオ山形のエンブレム。(C)SAKANOWA

30日のJ1参入プレーオフ初戦は岡山とアウェーで対戦!

[J2 42節] 山形 3-0 徳島 /2022年10月23日14:00/NDソフトスタジアム山形

 J2リーグ、モンテディオ山形が最後まで攻め抜いて、徳島ヴォルティスにホームで3-0の勝利を収め、J1参入プレーオフ圏内の6位進出を決めた。

 41節を終えて、6位徳島(勝点62、得失点+16)、7位ベガルタ仙台(勝点62、得失点+8)、8位山形(勝点61、得失点差+19)という順位だった。山形がPOに進むには、徳島との直接対決で「勝利」を収め、ブラウブリッツ秋田と対戦する仙台の結果次第という状況だ。

 最終節、山形は固さの見られる徳島相手に、15分、ディサロ燦シルヴァーノが強烈な先制弾! すると20分、エウシーニョが早くも2枚目のイエローカードで退場処分に。

 ディサロは58分にも追加点。さらに90+4分、チアゴ・アウベスがトドメのゴール! 最終戦を見事3-0と無失点で飾った。

 また、仙台が秋田とスコアレスドローに。これで山形は6位に食い込み、土壇場でプレーオフの切符を掴み取ってみせた。

 ピーター・クラモフスキー監督は試合後の今季最終戦セレモニーで「皆さんの力で、特別な日になりました」と、ファンとサポーターに感謝した。

「選手のみんな、毎日ハードワークを怠らず本当にありがとう。みんなが見せてくれているメンタリティ、その姿勢がいい刺激を与えてくれています。そしてクラブスタッフの皆さんの助けがなければ、こうして成し遂げることができませんでした。何よりスタジアムの皆さんの声援のお陰で、特別な日となりました。今日だけは喜んで、しっかりリカバリーし、来週へ準備していきます」

 そのように徳島戦勝利の喜びを今日は噛み締め、プレーオフへ改めて気持ち高めていく。

 山形は30日のプレーオフ1回戦、ファジアーノ岡山とアウェーで対戦する。

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