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日本代表に朗報!レフティ伊藤洋輝「右CB」で先発復帰、シュツットガルトがアウクスブルクに劇的勝利!!遠藤航とともにフル出場

伊藤洋輝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

後半は一方的に攻め続け、90+1分に決勝ゴール。

[ブンデス12節] シュツットガルト 2-1 アウクスブルク/2022年10月29日15:30(日本時間22:30)/メルセデス・ベンツ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ11節、VfBシュツットガルトがFCアウクスブルクに90+1分のゴールで2-1の劇的勝利を収め、今季2勝目を手に入れた。ペッレグリーノ・マタラッツォ前監督の退任後スタメン落ちしていた日本代表DF伊藤洋輝は「右CB」で先発復帰し、気迫あるインテンシティの高いプレーで勝利に貢献。遠藤航もアンカーでフル出場した。

 リーグ未勝利のまま前コーチのミヒャエル・ヴィンマー(Michael Wimmer)監督代行のもと再スタートを切ったシュツットガルトは、VfLボーフムに勝利を収めたものの、その後、再び勝ち星なしに。そこで今回伊藤が最終ラインに抜擢される。

 開始早々4分、ゴール前へ抜け出してきた相手へ、伊藤が行くかどうか迷ったところシュートを打たれ先制点を許してしまう。それでもこの日のシュツットガルトは球際で確実に上回っていき、次第に試合を掌握。15分、セール・ギラシの一撃で同点とする。

 後半はホームチームが圧倒的に攻め込む。終盤には、遠藤のパスから伊藤も決定的なシュートを放ったが……、相手DFの胸クリアに阻まれる。シュート数29本対11本と攻め続けたシュツットガルトは、90+1分、右SBのヴァルデマール・アントンのシュートでこじ開け、ついに2-1と勝ち越してみせた。

 シュツットガルトは2勝5分5敗で15位に浮上。日本代表の二人もフル出場で貢献した。

 後任監督について現在複数の候補と交渉中と言われるシュツットガルトだが、ヴィンマー監督代行がこれまでの戦力を生かした微調整で、着実に選手の良さを引き出している。今回も左利きの伊藤を右CBに据える発想から、ボルシア・ドルトムントに4失点を喫したチームを蘇らせた。伊藤の復活は日本代表にとっても朗報だ。体制がこのまま……継続されることもあるか!?

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