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驚き…クリスチアーノ・ロナウドが豪州移籍へ「交渉中」、Aリーグ幹部明言。W杯後に本格化!?ACLで横浜FM、川崎などリーグ勢と対戦も

マンチェスター・Uのクリスチアーノ・ロナウド。 (Photo by Michael Regan/Getty Images)

祖父母がオーストラリア在住、盟友ナニがメルボルン・ビクトリーでプレー。

 イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、来年1月の移籍市場でチームを去ることが確実になってきた。

 ロナウドは10月19日のトッテナム・ホットスパーFC戦(〇2-0)でベンチ入りしながら試合終盤に帰宅する規律違反の問題行動を起こした。それに端を発し、先日の『トークTV』でのインタビューでは、オランダ人のエリック・テン・ハフ監督について「リスペクトしていない」と断言。こうしてユナイテッドの元スターは、周囲からも距離を置かれるようになっている。もはやカタール・ワールドカップ(W杯)後の1月の移籍は待ったなしである。

 これまでMLS(メジャーリーグ・サッカー)のインテル・マイアミが獲得に興味を持ち、夏に続いてサウジアラビア1部のアル・ヒラルがオファーを出す準備をしていると言われる。

 そうしたなか、オーストラリアAリーグが、CR7の獲得に動いていることが明らかになった。

『スカイ』によると、Aリーグを運営するオーストラリア・プロフェッショナル・リーグ(APL)のチーフ・エグゼクティブであるダニー・タウンゼント氏が、ラジオ『スポーツFM』で、「私たちは交渉中です」と明言したそうだ。マネージャーと連絡を取っていて、「これから様子を見る」という段階まで、まず辿り着けた。つまり拒否はされなかった。

 何よりロナウドの祖父母がオーストラリアに在住していることが、突破口になり得ると見ている。また、元チームメイトである盟友ナニがメルボルン・ビクトリーでプレー。二人はポルトガル代表、そしてマンチェスター・ユナイテッドでも名コンビを組んでいて、今後のキーマンにもなってきそうだ。

 とはいえロナウド側がどれほどのサラリーを要求してくるのか――。Aリーグのクラブがそれに応じられるかは「未知数」だ。現段階では、実現は極めて難しいと見られる。

 もしもAリーグ移籍が実現すれば――。横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島、ヴァンフォーレ甲府、さらには浦和レッズが、来季のACL(AFCアジアチャンピオズリーグ)で対戦する可能性が出てくる(浦和は2022シーズンのACLに優勝した場合)。そうなれば楽しみではある。

 他にアメリカの富豪トッド・ベーリー氏ら合同投資家グループが買収したチェルシーFCも、ロナウドを欲していると噂されている。

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