【清水】ゼ・リカルド監督の続投決定「2023年を静岡の伝統と歴史に恥じない年にする」
清水のゼ・リカルド監督。(C)SHIMIZU S-PULSE
1年でのJ1復帰へ、日本代表GK権田修一、得点王チアゴ・サンタナ、ピカチュウらの動向も注目点に。
来季J2リーグへの降格が決まった清水エスパルスは11月23日、 ゼ・リカルド監督(Ze Ricardo) と契約を更新し、2023シーズンも引き続き指揮を執ることが決定したと発表した。
ゼ・リカルド監督は1971年3月13日生まれ、ブラジル出身。SCインテルナシオナル、カタールSC、CRヴァスコ・ダ・ガマなどを率いたあと、今シーズン途中の6月、平岡宏章前監督の後任として、清水の監督に就任。選手個々の能力を最大限に生かしながらJ1残留を目指して立て直したものの、最終節でJ2への自動降格が決定した。
ゼ・リカルド監督はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「今シーズンも熱い応援をありがとうございました。クラブに関わる全ての皆様に挨拶させていただきます。まずは何より、今年途中で来日した我々を大変温かく迎え入れてくださり、心から感謝しています。私にとってこの地は特別な場所となりました。
今年は監督として、そして人間としても重要な挑戦の年となり、残念ながら最大の目標を達成することはできませんでしたが、今は2023年を静岡の伝統と歴史に恥じない年にする、という責任と意欲に満ちています。
今シーズン味わった悔しさは教訓として、多くのエネルギーと喜びに溢れたシーズンにする為の燃料となります。我々は皆様の代表として、ふさわしい高みを目指していきます。来シーズ ンも共に戦いましょう」
チームは降格したものの、ブラジル人FWチアゴ・サンタナが14得点でリーグ得点王とベストイレブンを受賞。またGK権田修一が、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表に選出されている。
1年でのJ1復帰に向けて、守護神の権田に加えて、チアゴやヤゴ・ピカチュウら助っ人選手の動向も注目点になる。
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