【日本代表】鮮烈ミドル弾の堂安律「俺のコース、絶対に打ってやると思った」。今日だけは喜んで…明日からクロアチア戦に向けて「ベスト16の壁を越えたい」
堂安律。(Photo by Clive Mason/Getty Images)
ドイツ代表戦に続いて今大会2点目!
[カタールW杯 E組 第3戦] 日本代表 2-1 スペイン代表 /2022年12月1日22:00(日本時間2日4:00)/ハリーファ国際スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第3戦、日本代表が2-1でスペイン代表に劇的な逆転勝利を収め、同組1位でベスト16進出を決めた。
スペインからの歴史的勝利――。日本が国際Aマッチでも初めてとなる白星を、W杯の大舞台で掴み取った。
その口火を切ったのが後半開始から投入されたMF堂安律(SCフライブルク)だった。
ドイツ代表戦(〇2-1)に続く交代出場。ハーフタイムには、森保一監督から「アグレッシブに行け!」と指示を受けたという。
すると24歳のレフティは48分、伊藤純也の身体を張った守備からのボールを持ち込み、ペナルティエリア手前からミドル弾! 左足から放たれたボールはGKウナイ・シモンの手を弾いてゴールネットを揺らした。
堂安は試合後のフラッシュインタビューで、「あそこは俺のコースなので、絶対に打ってやると。思い切り打ちました」と振り返った。
ベスト16進出を果たし、「まだ歴史を塗り替えたわけではないですが、大きな壁を乗り越えました。チーム一丸となって戦えた結果です」と胸を張った。
上位2チームのドイツ、そしてスペインという優勝経験国である2チームから、自身のゴールで勝利を収めてみせた。
「1戦目(ドイツ戦)が奇跡ではなかった。必然で勝てたと国民の皆さんに思ってもらえると思います。ベスト16の壁がまだ乗り越えたことがないので、今日はみんなでたくさん喜んで、明日から切り替えたいです」
そのように堂安は、日本時間12月6日零時(現地5日18:00)からの決勝トーナメント1回戦クロアチア代表戦を、しっかり見据えていた。
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