【移籍情報】バイエルンがクリスチアーノ・ロナウド獲得についてスタンス表明。カーン氏「高く評価しているが…」
マンチェスター・Uのクリスチアーノ・ロナウド。 (Photo by Michael Regan/Getty Images)
希望する欧州ビッグクラブからは声が掛からず!?
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場できるクラブでのプレーでのプレーをまず希望していると言われる。
カタール・ワールドカップ(W杯)ではポルトガルがグループ1位での決勝トーナメント進出を決めたなか、獲得へ興味を示していると噂されてきたドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンが11月29日、正式な声明を発表した。
バイエルンの最高責任者を務めるオリバー・カーンCEOが『スカイ』の取材に対し、獲得することはないと言い切った。
「もちろん、すでに調査しています。それは私たちの責務でもあります。しかし、私たちは、どのようにチームを構成しなければならないか、その明確な考えとコンセプトがあります。クリスチアーノ・ロナウドは敬愛すべき選手であり高く評価していますが、私たちの考えには合わないと見ています」
このようにドイツ王者への移籍の噂は、完全に否定された。
ロナウドにはこれまで、サウジアラビア1部アル・ナスルが3年契約2億2500万ドル(約310億円)という好条件を提示したと言われる。
他には、スペイン1部の古巣であるレアル・マドリード、アメリカの実業家トッド・ベーリー氏らが新オーナーに就任したチェルシーFCが関心を示している。
さらにはアル・ナスルのライバルであるアル・ヒラルが今夏、マンチェスター・ユナイテッドに対し正式オファーを出していた唯一のクラブ。再び獲得に乗り出す可能性もある(しかしFIFAから補強禁止処分を受けていた)。
さらにはロナウドの祖父母が住むオーストラリアのAリーグが獲得の意向を示し、ロナウドサイドも「検討」をしてくれていると言われる。
世界のスーパースターがフリーに。欧州トップクラブでのプレーが難しいとなれば……。他にも手を挙げるクラブが世界中から出てきそうだ。
【注目記事】
・日本代表の新監督候補?ビエルサ氏はウルグアイ代表の指揮官に就任へ
・【日本代表 スペイン戦│採点】三笘薫、田中碧、板倉滉…守備陣の7人に最高点「5」!夜明け前、目の覚めるサンライズショットを突き刺した堂安律をMOMに