【鹿島】昌子源がG大阪から復帰。植田直通とのロシアW杯・日本代表コンビで捲土重来へ。一方、和泉竜司が名古屋に移籍
昌子源。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アントラーズのサポーターへのメッセージは「ただいま!」の一言のみ。
J1リーグの鹿島アントラーズは12月8日、ガンバ大阪のDF昌子源を完全移籍で獲得したと発表した。一方、MF和泉竜司の名古屋グランパスへの完全移籍も決まった。
2018シーズン以来の復帰となる昌子は、トゥールーズFCを経て3年間プレーしたG大阪のファンとサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。
「3年間ありがとうございました。1年目はケガのリハビリから始まり、2、3年目は残留争いに巻き込まれる難しいシーズンが続きました。ですが、どんな時も自分の100パーセントで取り組み、常にガンバの勝利のためだけに全力を注いだことに嘘はありません。
ファン・サポーターの皆さんと一緒に戦えたのも僕の財産であり、誇りです。コロナ禍で皆さんと触れ合える機会はほとんどなかったですが、共にガンバのために戦う仲間である皆さんのことをいつも心強く感じていました。
試合が終わってスタジアム場内を一周する時に、決まって皆さんにできるだけ近い場所を歩いたのは、その感謝を伝えるためでした。今シーズンは苦しい戦いが多く、たくさんの勝利を共に喜び合う機会は少なかったですが、皆さんの『声』のもとで手にした、ホーム最終戦・ジュビロ磐田戦での勝利も、リーグ最終戦・鹿島アントラーズ戦での歓喜も最高に嬉しかったです。
次は、対戦相手としてこのスタジアムに戻ってきます。ガンバの前に、皆さんの前に立ちはだかります。3年間ともに戦った選手、コーチングスタッフ、クラブスタッフをはじめ、ファン・サポーターの皆さんに心から感謝しています。
ありがとうございました」
一方、11日に30歳の誕生日を迎えるセンターバックは鹿島を通じて、「ただいま!」とメッセージは一言だけだ。
日本代表では20試合・1得点を記録。アントラーズは2023シーズン、ロシアW杯の日本代表である昌子と植田直通を迎え入れて、捲土重来を期す。
また名古屋への復帰を発表した和泉は、次のように鹿島のサポーターへ感謝を伝えている。
「このたび、名古屋グランパスに移籍することになりました。アントラーズに在籍した3年間、どんな時も応援していただいたファン・サポーターの皆さま、ともに戦ってサポートしてくれたチーム関係者の方々には感謝しかありません。
タイトルを取ってともに喜ぶことができなかったのは申し訳なく思いますし、僕自身、そこだけが心残りです。でも、素晴らしい選手、スタッフと過ごしたこの3年間は、僕にとって一生の財産です。
このクラブで経験したことを生かして、サッカーを楽しみながらも勝ちにこだわっていきたいと思います。3年間、本当にありがとうございました」
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