【移籍情報】G大阪がイスラエル代表ネタ・ラヴィを狙う「すぐに契約を希望」。名門マッカビ・ハイファ主将、今季CL全試合出場
イスラエル代表でプレーするマッカビ・ハイファのネタ・ラヴィ。(Photo by Filip Filipovic/Getty Images)
複数の同国メディアが報じる、26歳の「6番」タイプ。
J1リーグのガンバ大阪が、イスラエル1部マッカビ・ハイファのキャプテンを務める同国代表MFネタ・ラヴィ(Neta Lavi)の獲得を目指している。今季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)全6試合に出場している26歳のボランチで、ダニエル・ポヤトス新監督のもと、浮上へのキーマンとして迎え入れることができるか。
ラヴィは1996年8月25日生まれ、イスラエル出身の26歳。171センチ。ボランチが主戦場で、1対1の守備と展開力に長ける「6」番タイプだ。チームのキャプテンも務める。
マッカビ・ハイファでは2022-23シーズン、リーグ12試合・2アシストを記録。さらにCLのGS5試合に先発するなど、全6試合に出場している。イスラエル代表としても、2016年から計12試合でプレーしている。
イスラエルの『スポーツ・チャンネル5』が12月24日、「ラヴィが日本のトップチームの一つであるガンバ大阪から関心を寄せられている」と報じた。イスラエル代表ボランチはマッカビ・ハイファと今季末の2023年6月まで契約を結んでいるものの、延長オファーにサインしていないという。2年前にもロシア1部のCSKAモスクワ行きの話があったが、この時、クラブ会長が断った経緯があるそうだ。そうしたなか、G大阪が新戦力として、「候補にしている」と伝えている。「ヨーロッパの他チームか、あるいは世界でも裕福なチームの一つのガンバ大阪など他クラブに行くのか、その可能性が高まっている」と見ている。
さらに同国メディア『スポーツ・ワラ』もラヴィについて、「ダニ・ポヤトス監督が就任したガンバ大阪は、すぐに獲得したいと考えている」とレポート。一方で、MLS(メジャーリーグサッカー)のサンノゼ・アースクエイクスも獲得を希望しているそうだ。こちらの記事では、本人はイスラエルでのプレーを優先したい意向だと記されている。
先日はカタール・ワールドカップ(W杯)にチュニジア代表として活躍したデンマーク1部オーデンセBKに所属するFWイッサム・ジェバリ(Issam Jebali)にオファーを出していることを、クラブ首脳が認めて明らかになった。
ポヤトス体制下、指揮官の目指すスタイルと合致するタレントをピンポイントで補強しようとしているようだ。復権に向けて、ヨーロッパで活躍してきた実力派を迎え入れることができるか!?
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