“和製ロナウド”上月壮一郎がシャルケとプロ契約締結、25年6月まで複数年+延長オプション付き。日本代表DF吉田麻也とチームメイトに
シャルケが上月壮一郎とのプロ契約締結を発表!※シャルケ04公式サイトのトップページより
「ダイナミックでスピードある」ウインガー。1月21日のリーグ再開初戦は鎌田大地と長谷部誠のフランクフルト戦! デビューなるか。
ドイツ・ブンデスリーガ1部シャルケ04は12月30日、セカンドチームにあたるシャルケⅡ(U-23)に登録されていたMF上月壮一郎(KOZUKI Soichiro)とプロ契約を締結したと発表した。
クラブによると、上月は2024-2025シーズン終了までライセンス契約を結んだ。また規定の出場試合数に達すると自動的に発動する延長オプションも付帯された。ただし、両者はこれ以上の情報を開示しないことで合意している。
ウインガーとして今季半年間で地域リーグにてチーム最多8ゴールを決めて活躍し、カタールW杯の中断期間にはトップチームの練習に帯同していた。すると練習試合で2試合連続ゴールを決めるなど結果を残し、ついにトップ契約を掴み取った。
トーマス・ライス監督は次のように歓迎するとともに、大切に育てていきたいと方針を示す。
「壮一郎は1対1に強く、ダイナミックでスピードもある。間違いなく素晴らしい才能を持っている。ただしまだキャリアのスタート地点。日本の偉大な選手と比較されることがすでに一つ二つあったが、なるべくプレッシャーをかけず、じっくりと育てていきたい。将来、彼と多くの喜びを分かち合うことができるように」
21歳の上月は2021年末に京都を経て、ドイツ5部1.FCデューレンに加わり半年で11試合5得点・5アシストで、チームの4部昇格に貢献した。すると今夏、シャルケリザーブチーム(U-23)であるシャルケⅡと契約。西地区・地域リーグで、11試合出場・8得点・5アシストを記録していた。
ブンデスリーガ最下位のシャルケで、日本代表DF吉田麻也とチームメイトに。冬の中断明け再開初戦は1月21日、鎌田大地と長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルト戦。上月のデビューなるか!?
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