「何一つ手を抜かない」ポステコグルー監督が古橋亨梧を絶賛。セルティック、オールドファームを制してスコティッシュリーグ杯優勝
スコティッシュリーグ杯で優勝し、トロフィーを掲げるセルティックのポステコグルー監督。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
「他のストライカーがやらないようなことまで一生懸命に実践している」
[スコティッシュリーグ杯 決勝] セルティック 2-1 レンジャーズ/2023年2月26日15:00(日本時間27日0:00)/ハムデン・パーク
スコティッシュリーグカップ決勝、セルティックFCが古橋亨梧の2ゴールでレンジャーズFCとのオールドファームを2-1で制し、同大会2連覇を達成した。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の前田大然、旗手怜央、古橋が先発出場し、岩田智輝が途中出場でタイトル獲得に貢献した。小林友希はベンチ入り。
前横浜F・マリノスの指揮官でもあるセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は試合後、次のように古橋を絶賛した。
「重要なのはゴールだけではありません。彼はチャンスを待つだけで浮いているような存在ではありません。他のストライカーがやらないようなことまで一生懸命に実践しているのは、それがチームの勝利のためにプラスになると理解しているからです」
そして指揮官は「何一つ手を抜かない」と頷く。
「このクラブの選手は大舞台で活躍すると評価されるが、彼はまたもそれを実現した(決勝通算4ゴール)。
キョーゴは何一つ手を抜かない。相手にプレッシャーをかけ、動き出しが巧みで、チャンスがあれば前線に向かっていきます。このクラブに入った時からその姿勢は、傑出していました」。
今季公式戦は通算24ゴール。「信じられない若者だ」と、アンジェは賞賛。3冠達成へ――。セルティックが躍動感溢れるサッカーとエースストライカーの活躍で、その一つを手に入れた。