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鎌田大地の移籍先、やはり「本命」はドルトムント。マンチェスター・U、チェルシーは…

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

条件提示しているのはドルトのみ。

 今季2022-23シーズンでドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了を迎える日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)の身辺が慌ただしくなりつつある。イングランド・プレミアリーグの複数のメガクラブからも注目を集めていると言われる。ただし現時点ではやはり、最初に具体的なオファーを提示したボルシア・ドルトムントが“本命”か!?

 ドルトムントの地元メディア『ルール24』は3月13日、来季フリートランスファーでの加入が“内定”したと言われていた鎌田について、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFCなどが加わったことで獲得レースが混沌としてきたとレポート。しかし一方で、それでもドルトムント優位の情勢は変わらないようだと捉えている。

『フランクフルター・アルゲマイネ』などはこれまでドルトムントが5年契約、年俸600万ユーロ(約8億7000万円)の条件を提示し、「口頭合意されている」と報じていた。ところが今月に入り、『ビルド』がこの合意報道は事実無根であり、鎌田はドイツ国外を優先する意向だと伝えた。

 そうしたなか『サン』はマンチェスター・Uとチェルシーが「両チームとも、極東のファン層を拡大することを望んでいる」と、鎌田獲得を検討していると報道した。さらにはリバプールFC、トッテナム・ホットスパーFC、エバートンFC、スペイン1部FCバルセロナも獲得を検討していると言われる。

 ただし、チェルシーは今季3億ユーロ(約430億円)を投じる大補強策を実施してきたため、そこまで資金をかけられないのではないかと見ている。また、マンチェスター・Uもすでに鎌田の主戦場であるトップ下に、ワールドクラスの選手を複数揃えているため、優先すべき補強ポイントではないと考えられる。

 そういった現状を踏まえて、『ルール24』は「ドルトムントへの移籍が依然として最も可能性が高いようだ」と捉えている。

 とはいえ、26歳の日本代表アタッカーはより高いレベルでの戦いの場をを求めている。例えばトッテナムなどが動けばたちまり逆転も起こり得そうだが――。

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