【現地採点】先制弾絶妙アシスト!三笘薫に最高点タイ『8』の高評価「常に脅威を与えた」。ブライトン、ボーンマスを下す
三笘薫。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
ファーガソンのヒール弾を引き出す――。
[プレミアリーグ 7節] ボーンマス 0-2 ブライトン/2023年4月4日19:45(日本時間5日3:45)/Vitality Stadium
イングランド・プレミアリーグ延期分7節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCがアウェーでAFCボーンマスに2-0の勝利を収めた。ブライトンの日本代表FW三笘薫(MITOMA Kaoru)は左ウイングで先発出場し、28分、エヴァン・ファーガソンのヒールによる先制弾をアシストした。
プレミアリーグでの日本人最多となるシーズン7点目のゴールを決めた前節のブレントフォードFC戦(△3-3)から中2日、今度はアシストでチームを勝利へと導いた。自陣でのビルドアップと見せかけ、ゴールキックで背後へ。縦パス一本で抜け出した三笘がループ弾を放ち、相手GKの頭を越えてネットを揺らした。
地元メディア『サセックス・ライブ』の選手採点で、三笘は10点満点中チーム最高タイ「8」の高評価を得た。
同メディアは三笘のパフォーマンスについて、次のように絶賛している。
「完璧なパスでファーガソンに先制点をもたらし、そしてアダム・スミスとの空中戦に勝利した。それに対し彼は、何度もこの日本人のフライングウイングを抑えるのに苦労していた。今回も常に脅威を与えていた」
他にはエクアドル代表MFモイセス・カイセドが「チームのブロックとなり相手のアタックを遮断。スライディングでピンチを止めた。圧巻のパフォーマンスだった」と、三笘とともに「8」をつけている。
ブライトンは13勝7分7敗(51得点・34失点)の勝点46で暫定6位(消化試合が少ない)。次節は日本時間8日23時から、4位のトッテナム・ホットスパーFCとアウェーで対戦する。
三笘は今季リーグ22試合・7ゴール・5アシスト、公式戦通算28試合・10得点・7アシスト。3月4日の26節・ウエストハム・ユナイテッドFC戦での1得点・1アシストから、リーグ5試合連続でゴールに関与。2得点・4アシストを叩き出している。