【移籍】『鍵は久保』レアル・ソシエダが鎌田大地の獲得へ「懸命に取り組む」
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
日本代表の二人がチームメイトに!?
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了によりフリートランスファーとなった日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)だが、イタリア・セリエAのACミランとの交渉破談により、スペイン1部レアル・ソシエダへの移籍がやや具体性を帯びてきた。
『OK Fichajes』は7月11日、レアル・ソシエダに所属する久保建英が「獲得へのキーマンになる」とレポート。記事によると、レアル・ソシエダのロベルト・オラベ・スポーツディレクターが鎌田補強のオペレーションについて、「懸命に取り組んでいる」と伝えている。そして「そのためには久保が決定的な要因になる可能性がある」と、日本代表のチームメイトを“キーマン”に挙げている。
鎌田の主戦場はトップ下で、ボランチもオプションに。また、久保はラ・レアルではFW(2トップ)や右ウイングでのプレーが多いものの、トップ下でのプレーも希望している。
トップ下を担ってきたダビド・シルバが37歳で、シーズン通じてフル稼働するのは難しく、なおかつ今後も見据えると、“鎌田リストアップ”は確かにあり得る話と言える。果たして、鎌田と久保がレアル・ソシエダで、チームメイト……そしてライバルとなって、切磋琢磨し合うのだろうか。