【浦和】武漢キラーのホセ・カンテ、滄州時代から通算5ゴール目。「少し苦い味が残った」ACL初戦、劇的同点弾を突き刺す
ACLのGS1節、武漢から同点ゴールを決めた浦和のホセ・カンテ。 (Photo by Zhizhao Wu/Getty Images)
次戦は10/4ハノイ戦、「チームのコンディションは良いので、次のホームゲームでは勝利を収めたい」
[ACL GS1節] 武漢三鎮 2–2 浦和/2023年9月20日21:00(現地20:00)/武漢体育中心
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のグループステージ(GS)1節、浦和レッズ(日本)は武漢三鎮足球倶楽部(中国)に二度リードされながらも、先発したオランダ人FWブライアン・リンセンの渾身ジャンプヘッド弾、途中出場のギニア代表FWホセ・カンテの鮮烈な左足ロング砲で、2-2に追い付いた。
約3万人の大観衆で埋まったアウェーゲーム。浦和が1-2とリードされた90+4分、混戦からリンセンのショットのこぼれ球を、ホセ・カンテが左足で合わせる。ペナルティエリアのちょうど外からミートしたボールは、向かって左上に突き刺さり、浦和にとって値千金となる同点弾に。
ホセ・カンテは試合後のDAZNのフラッシュインタビューでゴールシーンについて、「ゲームコントロールできているなかでも難しい試合で、勝点1をもたらすゴールを奪えて良かったです。ただ勝利できなかったので、少しだけ苦い味が残りました」と語った。
滄州雄獅足球倶楽部時代を含めると、自身にとって武漢相手に通算5ゴール目となった。
32歳のギニア代表ストライカーは10月4日のホーム埼玉スタジアムでのハノイFC戦に向けて、「DAZNの中継で観戦されている皆さん、武漢まで来てくれた皆さんに心から感謝しています。勝点3は奪えませんでしたが、チームのコンディションは良いので、次のホームゲームでは勝利を収めたいです」と気を引き締めていた。