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ジャニーズ問題、ひろゆき「マスコミの一社員ではどうにもできない」。K-POPの露出増える!?

記者会見を行ったジャニーズ事務所の東山紀之新社長(左)とジュリー藤島景子氏。(Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)

ユーチューブで視聴者の質問に答える。

 実業家のひろゆき氏が9月20日、ユーチューブの自身の公式チャンネルでライブ配信を行い、視聴者の質問に答えていった。そのなかでジャニーズ問題についても寄せられた問いに自身の見解を語った。

 被害者の訴えなどにより一段と明らかになったジャニー喜多川氏(87歳で死去)の幼少期を含めた少年・青年への性加害問題を受けて、ジャニーズ事務所のタレントをコマーシャルなどで起用しないという方針が、特に世界をマーケットにする企業から示されている。これからジャニーズの起用減によりK-POPアイドルのマスコミでの露出は増えていくか?

 ひろゆき氏は「けっこう増えるんじゃないですかね。ジャニーズは、男性アイドルがなかなか(テレビ番組に)出られないように忖度を求めていたという説があるので。それがなくなれば、K-POPだったり、ジャニーズ以外の男性アイドルがメディアに出る機会は増えるのかなと思います」と語った。

 一方、ジャニーズ事務所に力を与えたメディア・マスコミ……特にテレビ局もより非難されるべきではないか。そういった声も数多く聞かれる。その点について、ひろゆき氏はその通りだと頷く一方、ただし、一社員など個人でこの問題に挑むのはそもそも不可能だったのではないかと考えを示した。

「テレビ局も利益を出すためにやっているので、サラリーマンとして、じゃあウチの番組でジャニーズを使わねえよと言えば、逆に、こういうことを言っているヤツがいるから、お前の局ではウチのタレントを出さねえよと音事協(日本音楽事業者協会)経由で言われる、みたいのがあったりして。

 なので、ジャニーズに歯向かうというのは、そもそもテレビ局の一社員レベルではできないっていうのがあったりしますね。だから、今までできなかったよね、というところもある。NHKあたりから変わってくれるといいんですけれど。NHKもそこまで行かず、テレビ局の反省はないパターンかなと思っています」

 そして事務所側がそういった事実を隠していたことを明らかにした一方、テレビ局側もジャニー氏の“現場”を目撃したわけではなく、そういった意味で確証を得ていたわけではなく、「けっこう厳しいところがあったと思います」と見る。

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「『俺はこう思う』と一社員がやったとしても、じゅあこの社員がやっている番組にはジャニーズを出さない、では済まず、そのテレビ局に一切ジャニーズのタレントを出さないよと言われることになるので。社員一人では戦えないっていうのはあると思います」

 そのようにジャニーズ事務所が勢力を伸ばしていった背景を分析していた。

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