【浦和】パンヤと同時投入の興梠慎三「『決めてこい、全部お前を見るから』と声を掛けて入った。まさか本当に点を決めるとは思わなかった」
興梠慎三。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
「全部アイツを探していたら、結構、自分がミスをしてしまいました(苦笑)」
[ACL GS2節] 浦和 6–0 ハノイ/2023年10月4日19:00/埼玉スタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)2節、浦和レッズ(日本、J1リーグ) が6-0でハノイFC(ベトナム)に勝利を収めた。浦和は今大会初勝利で1勝1分で勝点4。
73分に途中出場したエカニット・パンヤは浦和での公式戦デビュー戦に。その記念すべき試合で、さっそくゴールを決めてみせた。トップ下で新たなエンジンとなって前線を活性化させ、今後への期待を膨らませた。
パンヤと同時投入したのが興梠慎三だった。
興梠はこのタイ代表のニューカマーに「試合に入る前、『お前、決めてこい』『全部、お前を見るから』と言ってピッチに向かいました」と声を掛けていたそうだ。
ただ、レッズでのデビュー戦ファーストゴールには、興梠も驚いていた。
「まさか、点を決めてくるとは思いませんでした。アシストしたかったですね。全部アイツを探していたら、結構、自分がミスをしてしまいました(苦笑)」
興梠はパンヤと一緒にトレーニングする機会も多い。その努力を見てきたからこそ、ひと仕事を期待していたという。
「チャナティップ、スパチョーク……タイから来て活躍する選手をたくさん見てきましたが、アイツはいいポテンシャルを持っています。チャンスがあれば、絶対に結果を残すだろうと思っていました」
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興梠は頬を緩める。
「個人的に、決めてくれたことは、すごく嬉しいです。みんなにずっと『ありがとう、ありがとう』と言っていましたね。別に俺は何もしていませんが、アイツが気持ちよくできるようには考えていました。また、アイツはチャンスをもらえると思います。いい選手だから期待したいです」