日本代表MF守田英正の「給与増額」要求!フランクフルト移籍阻止へ、スポルティング監督がクラブに訴える
守田英正。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「会長に給与の増額をできないか検討してほしいと要求した」
ポルトガル1部スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の守田英正の移籍阻止に向けて、クラブ首脳陣に昇給を要求したという。ポルトガルメディア『フットボール365』が10月14日に報じた。
CDサンタ・クララから加入2シーズン目の守田は、スポルティングと2026年6月まで契約を結んでいる。28歳になったボランチは現在リーグ首位を走るチームを支え、アモリム監督にとって不可欠な戦力となっている。
一方、このほどドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが守田の獲得を検討していると報じられた。同メディアによると、アモリム監督は守田の退団を阻止することをクラブに訴え、「スポルティングの会長に給与の増額をできないか検討してほしいと要求した」ということだ。
近年は中心選手の早期退団(特に冬の市場での移籍)を阻止するため、シーズン中に契約条件を見直し、シーズン中のチーム残留を確定させたうえで移籍条項も明確にするという交渉が目立つようになってきた。今回の記事によると、アモリム監督は守田なしにチームの強化はできないというほど評価しているそうだ。
「ボール奪取に優れる守田は多才な選手であり、スポルティングの中盤のベースとなっている。彼が継続してプレーすることが、ルベン・アモリムの戦略では最優先事項となっている」
同メディアはそのように、指揮官の守田評を報じている。
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フランクフルトのみならず複数クラブが守田を狙っていると言われるが……。
守田が合流している日本代表は10月17日、兵庫県神戸市のノエビアスタジアム神戸でチュニジア代表と対戦する。