アモリム監督がリバプール合意報道を否定「話し合いなんてしていない。これが最後だ」
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「どのクラブとの話し合いもなく合意もしていません」
ポルトガル1部スポルティングCPのルベン・アモリム(Ruben Amorim)監督が4月11日、ジル・ヴィセンテ戦に向けた記者会見に臨み、噂されるイングランド・プレミアリーグのリバプールFCの来季指揮官就任の噂について、「私はインタビューも合意もしていない」と語り、自身の「将来について語るのはこれが最後だ」とメディアに釘を刺した。
すでに今季限りでの勇退を表明しているユルゲン・クロップ監督の後任として、このほどアモリム監督が「ほぼ合意に至った」と、ポルトガル人ジャーナリストのペドロ・セプルベダ氏が自身のエックス(旧:ツイッター)(アカウントは @pedromsepulveda)で投稿していた。
『ESPN』によると、この噂について、アモリム監督はあくまでも試合に向けた記者会見であるため、「将来について語るのはこれが最後」と強調。そのうえで「私たち全員が望んでいるのは、スポルティングがチャンピオンになることで、それは何も変わりません」 「私はスポルティングの監督であり、どのクラブとの話し合いもなく合意もしていません」と否定した。
レッズサイドと面談(話し合い)があったという情報はさすがになかったようだ。一方、この「合意」に関しては、本人ではなく仲介人が交渉を進めている可能性はある。
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アモリム監督は1985年1月27日生まれ、ポルトガル・リスボン出身の39歳。スポルティングを2020年3月から率いて、現在5シーズン目を迎える。スポルティングでは日本代表MF守田英正を評価し中盤の軸に据え、現在リーグ首位に立っている。