【浦和】西野努TDの退任正式発表、堀之内聖氏が新SD就任「野心を胸に、強くて魅力あるチーム作りに全力を注ぎます」。フットボール本部刷新へ
堀之内聖氏。(Photo by Junko Kimura/Getty Images)
戸苅フットボール本部長「チーム強化の方向性はクラブ主導で継続」。
J1リーグ浦和レッズは4月15日、西野努(Tsutomu NISHINO)テクニカルダイレクター(TD)が4月15日をもって退任すると発表した。また強化部の堀之内聖(Satoshi HORINOUCHI)氏が、土田尚史氏の退任で空席になっていた新たなスポーツダイレクター(SD)に就任する。TDの後任は発表されていない。
西野TDはクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「シーズン途中での退任となったことに関して、申し訳なく思っております。一方、コンセプトの堅持、フットボール本部の組織とシステムの継続的な発展、成長については、一人のスタッフの去就では揺るがないものになっていると自負しております。リーグ制覇を心から願い、信じ、クラブを離れる最後の一日まで、次の体制への引継ぎに尽力いたします。4年半、ありがとうございました」
戸苅淳フットボール本部長は次のように語っている。
「フットボール本部の立ち上げに始まり、チームの強化や組織の成長に貢献してくださった西野努テクニカルダイレクターに、クラブを代表して感謝をお伝えしたいと思います。浦和レッズは引き続き、チーム強化の方向性をクラブ主導で継続し、強くて魅力あるチーム作りに邁進してまいります」
堀之内氏は引退後、2014年2月から2017年4月まで浦和レッズパートナー営業部、2017年5月から2024年4月まで浦和レッズ強化部/フットボール本部を担当してきた。
強化全般の責任者になる堀之内聖SDは次のようにコメントしている。
「浦和レッズというクラブは、ホームタウン、パートナー、そしてファン・サポーターの皆さまをはじめとした大変多くの方々の愛情によって支えられている、とても幸せなクラブです。そうした皆さまと幸せを共有し続けられるよう、野心を胸に、強くて魅力あるチーム作りに全力を注ぎます」
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また戸苅本部長は 「浦和という街で生まれ育ち、そして浦和レッズの選手としてファン・サポーターの皆さまと共に闘ってきた経験を持つ堀之内聖氏を、改めてスポーツダイレクターとしてフットボール本部に迎えられることを心から嬉しく思っております。 フットボール本部の立ち上げから今日までの取り組みにおいて、その全ての過程を共にしてきた堀之内聖スポ ーツダイレクターを中心に、クラブ主導で強くて魅力あるチーム作りに邁進してまいります」とコメントしている。