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大槻組長、散る…。ザスパ群馬が監督交代の理由説明「今季の3チーム降格を考慮し…」

大槻毅監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

武藤覚ヘッドコーチが昇格。「大槻監督をサポートする立場として責任を感じています」

 J2リーグのザスパクサツ群馬は5月8日、最下位に低迷するなか大槻毅監督との契約を解除し、武藤覚ヘッドコーチが監督に昇格すると発表した。

 武藤新監督はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「いつも応援ありがとうございます。大槻監督をサポートする立場として責任を感じています。現状を変えるために、選手・スタッフと共に、チーム一丸となって、全力で戦い抜く姿勢をお見せできるように頑張ります。

 選手たちを信じて、1試合1試合勝利を目指して戦い、勝点を積み上げていくことができるようにベストを尽くします。ファン・サポーターの皆様をはじめ、クラブを支えていただいている皆様、ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」

 また、大槻監督に代わり、ヘッドコーチだった武藤監督が就任することについて、次のようにクラブは説明している。

「現在チームは20チーム中20位とリーグ最下位に沈んでおり、このタイミングでの監督交代という判断を下しました。指揮を執っていただく武藤ヘッドコーチは2022シーズンからチームを見てきており、スムーズにアジャストしていける点において現状で適任と判断し、今回監督就任の打診をさせていただきました。

 今シーズンは3チームがJ3に降格することを考慮すると『J2残留』を現実的な目標として捉え、下方修正して戦っていくことといたします。

 残るリーグ戦24試合では新体制にて泥臭くとも勝点を積み上げ、一つひとつ順位を上げていけるよう努めて参ります。ファン・サポーターの皆さまはもちろん、パートナー企業の皆さま、ホームタウンの皆さま、様々な形でサポートをいただいている皆さまと共に一つでも多く勝利を重ねていけるよう一丸となって戦って参りますので、引き続き力強い後押しのほど、何卒よろしくお願いいたします」

 群馬は現在、リーグ1勝3分10敗の勝点6。19位の栃木SCとは6ポイント差だ。そのように「J2残留」にターゲットを絞って、武藤監督のもと、これまでのベースを軸に改善しながら、立ち向かっていくという。

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 武藤監督は5月11日に行われるJ2リーグ15節、ベガルタ仙台戦から指揮を執る。

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