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【浦和】リカルド監督が広島戦「非常に堅い3バック」打破へ意欲!リンセン復帰へ「今季中に出場の可能性ある」

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

リーグ3位・天皇杯準決勝進出のサンフレッチェに「決して偶然ではない」。

[J1 31節] 広島 – 浦和/2022年10月1日15:00/エディオンスタジアム広島

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が9月30日、オンラインによる記者会見を行い、翌日のサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。

 現在リーグ3位、天皇杯では準決勝に進出している広島について、指揮官は「いい印象を持っています。偶然このポジションにいるチームではないと思います」と語り、「非常に堅い守りをする3バックを崩すのは大変ですが、しっかりと良いゲームをプレーし、勝利に導きたいです」と、ゴールを目指したいと意欲を示す。

 リーグ残り5試合、指揮官はACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場権獲得の可能性が残る4位以内を目標に設定。ただし、現実的には、昨季6位以上も難しい状況になりつつある。

 残り5試合の目標設定を聞かれた指揮官は、次のように語った。

「もちろん残り5試合で5勝したい気持ちはあります。まず1試合ずつしっかり戦っていきたいです。サポーターの方々とともに闘いACL決勝に進むことができましたが、そこでの疲労の影響も受けました。現在の浦和レッズをしっかり見つめ、広島に勝つことを考えたいです」

 また、練習に一部合流しているオランダ人FWブライアン・リンセンの今季中の復帰はあるのか? そう聞かれたリカルド監督は「今季残り試合のなかで、出場する可能性はあります」と頷きながら答えた。

「プレス、ゴール、コンビネーションと、私がフォワードに求めるものを揃えています。負傷してしまったのは非常に残念でした。残り5試合に絡んでチームに順応し、そのなかでパフォーマンスを発揮してもらいたいと思っています」

 来年2月のACL決勝に選手登録可能になったのは、リンセンにとっても朗報であり、大きなモチベーションになるだろう(ACLは外国籍選手3枠しかないため競争ではあるが)。

 改めてチーム状態をピークまで持ち直したいとリカルド・ロドリゲス監督は話す。ラストスパートにつなげる1勝を期待したい。

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