川崎のマルシーニョがエジプト1部へ「移籍合意」。三笘薫の後釜として大活躍の左ウイング、このタイミングで!?
川崎のマルシーニョ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
現地で報じられる。10月の開幕に向けて――。
エジプト1部(プレミアリーグ)のアル・アハリが、J1リーグ川崎フロンターレのブラジル人FWマルシーニョ(Marcinho)の獲得を目指しているという。『Erem News』は9月30日、「基本合意に達した」と報じた。
記事によると、アル・アハリのフロント陣から同メディアのジャーナリストが情報を得たという。昨季リーグ3位だったチームはすでに3人の新戦力を獲得。さらに主力候補として、ブラジル人のウインガーの獲得にも成功しそうだという。あとはチームを率いるスイス人のマルセル・コラー監督からの“ゴーサイン”待ちという段階にあるそうだ。
エジプトのアル・アハリは、国内リーグ最多42度の優勝を誇る名門。リーグ5連覇を果たしたあと、この2年間は最大のライバルであるアル・ザマレクにタイトルを奪われてきた。しかも昨季は3位に終わっていた。
新シーズンは10月16日に開幕を迎える。そのため、まだ移籍マーケットが開いている。
日本代表FW三笘薫の退団に伴い川崎に加入したマルシーニョは、今季これまでリーグ25試合・9得点・3アシスト、公式戦通算35試合・12得点・4アシストと大活躍。シーズン終盤、逆転優勝に向けたキーマンの一人であった。
もしも、この話が本当であれば……。川崎にとっては大きな痛手となる。推定市場価格が1億円ということで、エジプトのリーグ盟主に目をつけられてしまったか――。
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