【移籍】久保建英をマンチェスター・ユナイテッドが狙う。オリーズに続くプランか
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
”TAKE KUBO”の周辺が少し騒がしくなってきた。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドがこの夏の移籍マーケットで、スペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の獲得を目指しているという。
『ムンド・デポルティボ』はこのほど、複数メディアが報じているように、トッテナム・ホットスパーFCが久保の補強に向けて、5000万ユーロ(約84億円4000万円)を用意していると伝える。とともに、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールFCも「長い間、彼に注目してきた」とレポートしている。
レアル・ソシエダは久保と2029年まで契約を更新しているが、一方、移籍解除金を6000万ユーロ(約101億円)に設定していると言われる。スパーズは“割引”を希望していると言われるが、であれば、ユナイテッドなどのほうが資金的には上回れると見られるのだ。
一方、『ESPN』によると、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタルパレスFCに所属する22歳の左利きのウインガー、ミカエル・オリーズ(Michael Olise)の獲得を目指しているという。ただし、先に交渉を進めていたチェルシーFCが優位だという。2023-24シーズンは19試合・10得点を記録した、いま注目を集めるタレントである。ただしシーズン中、ハムストリングスの負傷で二度長期離脱をしている。
そんなケガが多いこともあり……。SNS上では、ユナイテッドのファン・サポーターから多くの“久保待望論”も浮上している。
6月4日で23歳になった久保は2023-24シーズン、ラ・リーガで30試合・7得点・4アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ではノックアウトステージ進出も果たし8試合・1アシスト、コパ・デルレイ3試合に出場し、公式戦通算41試合・7得点・5アシストを記録している。
そして日本代表の6月シリーズを終えた際、久保は2024-25シーズンに向けて、「あまり来季のことは今では考えていないですが、どうなるにせよ、高い目標を持ってプレーできたらと思います。今季、昨季と叶わなかった二桁得点を来季は目指していきたいです」と注目発言をしていた。
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久保は2019年、横浜F・マリノスで現・トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督のもとでプレーしている。そのタッグが復活するのか!? あるいは、“赤い悪魔”が獲得に本腰を入れるのか――。久保の周辺が少し騒がしくなってきた。